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有川真由美さんの「50歳から花開く人、50歳で止まる人」を読んで(その1)

 私は、現在、紙媒体での本の購入はほとんどしていません。
 ほとんど電子書籍での購入で、書棚には約1000冊の本があって、いつでも読めるようになっています。
 電子書籍しか買わない理由は次の3点です。
①これから物を減らしていくことを暮らしのテーマにしているので、多くの場所を取る本は増やしたくない。
②いつでもどこでも、隙間時間に読書ができる環境をつくっておきたい。
③会員特典やクーポン等があって、定価よりも安く購入することができる。

 最近、YouTubeで中田敦彦さんが解説されているのを見て、私も、この本を買ってみました。
有川真由美著 「50歳から花開く人、50歳で止まる人」

 非常に面白い本です!!
 私は、50歳をとうの昔に通り過ぎていますが、人生後半、特に退職後の人生を考えるときに非常に参考になり、勇気づけられる言葉にあふれた本です。

 今日から、何回かに分けて、この本の感想を書いていこうと思っています。

心に残った言葉 その1

「人生後半は働きたくない」と思っていますか?
 
人はだれしも「楽をしたい」「苦労したくない」という気持ちを心の奥にいくらかもっています。守るものが増えると、冒険をせず、安全な道を行こうとします。
 年をとると、余計にラクな道を選ぶようになります。
 プライドが高く、世間体を気にする気持ちから、失敗を恐れるようになります。
 しかし、ラクな道を選ぶと、自分を生かせず、不満ばかりの人生になってしまうのです。
 人生や働くことに対するイメージを、180度変える必要があります。
 「ラクなほう」ではなく、「楽しいほう」を選ぶのです。
 

有川真由美 著 「50歳から花開く人、50歳で止まる人」

 「なるほどな~」と思いました。
 確かに私は、「楽をしたい」「苦労したくない」という気持ちでこれまで生きてきたような気がします。
 メインの価値観が「やすらぎ」だものですから、心に波風が立つ選択は避けてきました。
 所謂「コンフォートゾーン」を大切にするという感じです。
 ぬるま湯につかってほっこりしています。
 しかし、この本を読んで、「このままではいけない!!自分も何かやってみたい!!」と思うようになりました。
 
 接近目標と回避目標という言葉があります。
 接近目標というのは、「〇〇するようにしよう」という前向きな目標で、回避目標というのは「〇〇しないようにしよう」という後ろ向きな目標です。
 前向きな接近目標の方が達成される確率は高いそうです。
 
 「今の安定した暮らしを壊さないようにしよう」という回避目標ではなく「今の安定して暮らしをもっと楽しいものにしよう」という接近目標に置き換えて、人生を楽しむ方にシフトしていこうと思います。
 
 幸せに近づけば、それだけ悩みや苦しみも多くなります。
 幸せをあきらめれば、楽になり、苦労することもなくなります。

 何かにチャレンジして何かを失うリスクよりも、チャレンジしないで後悔するリスクの方が大きいと、最近気が付きました。
 
 思い切って、これまで、やってみたかったけれど躊躇していた「価値観ババ抜きカードゲーム体験会」を開催することにしました。
 空振りに終わるかもしれないけれど、誰かに出会えるかもしれないワクワク感があります。
 応援してください!!
https://peatix.com/event/3561487
 


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