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心が変われば

心が変われば態度が変わる
態度が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる

 この言葉はすごく有名で、いろいろな所で見かけるのですが、意外なことに出典は明らかではないようです。
 マザーテレサが言ったとか、ウィリアム・ジェームズが言ったとか、ヒンズー教の経典にあるとか・・・。
 まあ・・そこらのことは専門の研究者の方にお任せするとして、私が思ったのは、「みんな、変わりたいんだな~」ということです。
 この言葉には、そんな自己変容、向上、再生、成長に対する強い願望と期待と決意が込められているような気がします。

 人ごとのように言っている私も「変わりたい」と思うことがあります。

 でも・・・変わるためには「どのように変わりたいか」のイメージが必要ですよね。
 それがないのに、ただ「変わりたい!変わりたい!!」と言っても「どこでもいいから、どこかに行って!」と言ってタクシーに乗るようなもので、お金と時間の無駄遣いですよね。

 「どのように変わりたいのか」は」「どういう人間でありたいのか」という言葉に置き換えられると思います。
 「どういう人間でありたいのか」について考える時に、大きなヒントを与えてくれるのが、価値観ババ抜きゲームで明らかになる「価値観」だと思います。
 自分が大切にしている価値観に向かって心、態度、行動、習慣、人格、運命、人生を変えていくという永遠かつ壮大な人生の旅に出るのです。
スタートは、まず心、心を変えることです。

 でも・・・心ってどうやって変えたらいいのでしょうか?
 
 「これからは、心を入れ替えて心機一転して、一からやり直します!!」とかよく言いますけど、どうやって心を入れ替えるのでしょうか?
 本当に入れ替わるものなのでしょうか?

 そもそも心って何なのでしょうか?

 私は、ここでも「価値観」が関係していて、「心を入れ替える」の「心」とは「価値観」のことだと思います。
 つまり、心を入れ替えるとは、拠り所にしている価値を別のものに交換してしまうということです。
 お金に価値を感じてひたすらに突き進んだ人が、あることをきっかけにして愛に価値を感じた人生を歩み始める・・といった感じです。

 最初の「心が変われば」の言葉を「愛」をテーマに作り替えてみると、

 心がお金から愛を大切にするように変われば、愛を大切にする態度を取るようになる。
 愛を大切にするような態度を取るようになると、愛を大切にするような行動が身に着く。
 愛を大切にするような行動が身に着くと、愛を大切にする人格をもった人になる。
 愛を大切にした人格をもった人になると、愛に満ち溢れた運命が訪れる。
 愛に満ち溢れた運命が訪れると、愛に満ち溢れた、幸せで、充実した人生を送ることができる。

 どうでしょう?

 もちろん、お金があるにこしたことはないですけどね。
 私には、お金もうけの才能がないので、価値観をお金からやすらぎにシフトしようかと思っています。
 才能がないのに、お金のことばかり考え、追及する人生はつまらないと思うので・・・。

 老後に備えて投資の勉強をしてみようかと思って、図書館で本を借りて読んでみたけど30分でやめてしまいました。
 
 一言・・「向いていませ~ん!!!」
 
 全然ワクワクしないし、楽しくないし、「損したらいやだな~」という気持ちしか湧いてきません。
 こんな気持ちでやっても良い結果が出ないのは目に見えています。
 
 最近、雨の日も、風の日も、軽ワゴンでパンの移動販売をするおじさんと仲良しになり、おじさんの笑顔が見たくて、応援したくて、少ないお小遣いの中からいくらか出してパンを買うようになりました。


 心が変わったのだと思います。

 そんな気持ちが通じたのか、この前30円おまけしてもらえました。
 ラッキー!!

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