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クシャダスで迎えた新年 ~トルコ人流おもてなし~

明けましておめでとうございます!
トルコのエーゲ海から、surf anneです🎍

大晦日はトルコ人のメフメット一家宅に招待いただき、
一緒に新年を迎えました。

クシャダスへ移住して2ヶ月ちょっと。
トルコ人のお宅に招待されるのは初めて。
トルコ人は、客人をもてなすことが大好きで、
まずは、トイレからバスルームまで全部屋を案内すると聞いていましたが、
本当にその通りでした。

そして自慢の自宅を褒められることが本当に大好きなのです。

日本では考えられないですが、
初めて訪問した客である私たちに、夫婦の寝室や子供部屋、バルコニー、トイレにバスルーム、すべての部屋を案内してくれました。

食器棚もすべて開け、中に閉まってあるすてきな食器まで一つ一つ見せてくれるほど。

そして、「私たちの日本で住んでいた家は何平米だったか?
実家の写真はあるか?
など、とても家に興味を示すメフメットとノルタン。

トルコ人は本当にお家自慢が大好きで、
褒められることがとっても嬉しく満足げな様子。

噂で聞いていた”トルコ人あるある”が本当だったんだ!と、
驚くと同時に面白くもあり、またしても文化の違いを感じました。


バルコニーからの眺め
遠くにエーゲ海を見渡せる、素敵なロケーション
トルコ製の家具に囲まれたサロン(応接間)

メフメットは1日5回の礼拝を欠かさない厳格なムスリムであるため、
大晦日でもお酒は一切なし。

まだ若い長男のバトゥハンは、たまに隠れて飲むようですが、
「アルコールはNo!No!」
と招待時から言われた私たち。

日本にいた頃は、”大晦日=お酒を飲みながら過ごす”
ことが楽しみであり慣習になっていた私たち夫婦には、まるで我慢の時間のよう(笑)

招かれたのは18:00。
食事をいただき、少し滞在したら帰るつもりで訪問した私たちでしたが、
デザートもいただきすっかり落ち着いた21:30頃、
(そろそろお酒も飲みたい時間帯…)

「家でインコも待っているし、そろそろ帰ります」
と声を掛けると、

メフメットとノルタン二人そろって、
「ダメダメ!カウントダウンに海岸まで一緒に花火を見に行くから、
まだ居なさい。
我が家がつまらないか?
インコにごはんと水もやらないで来たのか?」
と猛反対を受ける私たち。

言い返すことはもちろんできず、
あぁ、そういうことだったのね…
とまたもやトルコ人と日本人の感覚の違いを知ることに。

そのあとは大盛りのナッツやフルーツが用意され、
「食べて、食べて」とノルタン。

(うぅ…ナッツにはますますお酒が欲しい💦
お酒なしでおよそ6時間の滞在はさすがにしんどいよ~)


本当に美味しい手作りのトルコ料理
ノルタン特製のトルコスイーツとチャイ
写真は4人分ではなくて、1人分💦
フルーツも4人分ではなく、一人一皿提供される💦

その後2時間ほどナッツをいただきながら、トルコ版紅白歌合戦を鑑賞し、
23:40頃、下の階の家族と一緒にようやく花火を見にいくことに🎆

クシャダスでもカウントダウンイベントが開催予定でしたが、
数日前に発生した、イラク北部でのPKKによる攻撃によりトルコ兵十数名が殉教した事件が発生したことにより、イベントは全て中止、花火だけ打ちあがりました。

カウントダウン前、大晦日のクシャダス 
クシャダスで新年を迎えました

こんな感じで、トルコ人との年末~新年を迎えた私たち夫婦ですが、
2024年は一体どんな出逢いや体験、試練が待っているのか、
楽しみでなりません。

移住生活にもちろん不安がないわけではありませんが、

”悪いことは起こらない、すべてはうまくいく!”

の気持ちで、”いま”を歩いていこうと思います。

もちろん、日本から一緒に連れてきた私たちの大事な一人娘、
サーフも一緒です🧡

サーフ 5歳
サーフの日々の様子はインスタも見てね🎶

https://www.instagram.com/surf_miyo_0814/






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