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【模型ホビーショー】安全なリポバッテリーが照らし出す東京マルイの未来! 今回の"真の目玉"はリポバッテリー「MS Li-Po バッテリー」の発表!

今回取り上げるのこちらの記事

とうとう東京マルイからリポバッテリーの現物がお目見えしましたね。
今回はそのバッテリーを取り上げるわけではなく、”記事そのもの”に違和感がすごくて気持ち悪いので掘っていきます。
この記事を書くぞと決めてから5日ほど寝かせて記事の編集がなかったので書いちゃいます。
 

概要から

まずは、今回の記事は”エアソフトガン”のなかの、
電動タイプの”電動ガン”の電源=バッテリーの話です。
世界的にも有名(というか先駆者)なメーカーが”東京マルイ”です。
この東京マルイの多くの電動ガンのバッテリーには”ニッケル水素バッテリー”通称ニッスイが使われています。
今回そこに加えて”リポバッテリー”が発表されたわけだけど、その記事が…
そんな話。
前提知識の大きな部分の説明が以下です。

ニッスイのスペック

厳密にいうなら”Ni-MH”ニッケル金属水素化物電池
1セルあたりの公称電圧は1.2V
このセルを組み合わせてつかうんだけど、
電動ガンでは7つ組み合わせて8.4Vの公称電圧となる。
充電を止める電圧は一般的には1セル1.45Vだそうで 7つで10.15Vの計算に
(調べてびっくりだけどなかなか高電圧だな)

出力については後述するタイプのバッテリーのような表示がなかったので何とも言えないけど一応30Aで放電するとあっという間に電圧が下がってたのでそのあたりなのか…
まとめると
1セル1.2V 7つで8.4V 充電直後は10.15Vくらい
30Aも流すと息切れ早そう…
商品はこいつ

リポバッテリーのスペック

リポバッテリー。特に電動ガンで使われているものは”リチウムポリマー”のセルを2つ組み合わせて作られます(2セルと呼ばれるやつ)
今回東京マルイが発表したものとは別に、カスタムとして電動ガンの”リポ化”といわれるものがポピュラーです。
マルイ以外のメーカーでいえば販売時点でリポバッテリーでの使用を前提としていることも多いです。
リポバッテリーの1セルあたりの公称電圧は3.7V これを二つ組み合わせて7.4Vとしています。
充電した時の電圧は1セル4.2Vなので8.4Vになりますね。
出力については、リポバッテリーの製品によって変わりますが表記されていて”C”という単位で表せます。
よくあるもので20Cとか30C ネジぶっ飛んでいるもので85Cとかあります。
アンペアで書くとするなら以下の製品なら127Aです(驚愕)

まとめると
1セル3.7V 2つで7.4V 充電直後は8.4Vくらい
127Aでゴリゴリに行きます。

今回の記事、しょっぱなからモニョモニョする。

読み始めて3秒で「記事にしよ」って思った。

モニョポイントは3つ!

高電圧....?

「ニッケル水素バッテリー」に比べ、軽量であり、高電圧、大容量、自己放電も少ないといったメリットがある。

こうでんあつ..…
前段に書きましたが
公称電圧 ニッスイは8.4Vでリポは7.4V
高電圧ってなに?(笑)
モニョモニョしてきました。

発電量?が良くなる?

は、発電量?!が良くなる??

言わずもがなだが、バッテリーの電圧の事は”起電力”とか言ったりする
おそらく蓄電池で”発電量”って使わないんじゃあないかな
(当方偏差値地面スレスレ文系なんで正確性に欠ける発言です)
文字屋ならやんないと思うんだけど、”量”は”多い”/”少ない”を使うべきだし、論理で殴るタイプなら”よくなる”なんて小学生みたいに未定義なことは書かない訳ヨ。

”強く弾が発射される”...?

んなことは無い

一般ピープルならモニョらないけど
電動ガンの構造を知っているなら「んなこたぁねぇ!!」と思うはず。
まず弾の強弱にモーターは関わっていないんだ。(過言)
弾の発射は”バネの圧縮力の開放”とそれに伴う”ピストンの前進”そして”ピストンに押された空気”によって発射される。
この中で強さを左右するのは”バネの圧縮力”になるわけよ。
確かに強いバネを圧縮するのには強いモーターを強く回せる電源が必要になるわけだが。
しかし、単純に買った電動ガンのバッテリーをリポにしたとしても”バネ”は変わってない訳だからつまり強弱は変わらないんだ。
 
ちなみにキビキビ動くについてはその通り
モーターはバネを圧縮するために頑張る。
そのモーターにたくさん電流を流せるようになると単純に圧縮工程が早くなる。
つまり、
”キビキビ動く”
=”トリガーから弾発射までの時間が短くなる”
=一般的に言う”キレが良くなる”
となるわけだ。

総評

ライターさんはあんまりアレなんかな。
ホビーライターさんやしフィギュアとかそっちは好きそうだけど。
電動ガン自体についてはあんまり興味がないんだろうか。
とはいえ、わけのわからんバッテリーの説明以降、リポの安全性などについてはそこまで悪くないと思うんで、インプレスさんは”適材適所”を心がけてください。

触れて欲しかったMR30端子

やっぱりさ、今回のリポで触れとかないといけないのは、端子形状なんだよね。
これまでのリポは放電の+/-の2ピン端子ともう一つ充電時の電圧検出やそのまま充電に利用する3ピン端子(2セルそれぞれの端子が出てる)の二つがついてたのね。
それが今回はMR30端子の3ピン端子のみになってるってこと
本来電動ガン自体は+/-の2ピンで十分なのに、今回は3本。
実際に電動ガン内部へ3本引き込まれてるので何かしら意味があるんだろうね
リポモードとニッスイモードの見分けをこの真ん中端子でやってるなら、
いま巷にあふれてる変換コード(3ピンの内1個はどこにも接続されていない)だと実は機能が抑えられているのかもしれないね..…

最後に東京マルイさんのホビーショー見ていこうぜ


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