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短文日記:21.11.15-21.11.21. 週末、展覧会をまわる週。

11月15日(月)

ああ、オレはこれを知らなきゃならないのか、となることがあり、本屋へ。そういうときの自分は張りがある。/『ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門』を読む。最近勉強していることのひとつ。メインストリーム系に話を絞った通史。学生だった00年代のものはノレてなかったことを思い出す。

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11月16日(火)

ここのところ、朝になんか寒そうだぞと厚着をしていき、日中ちゃんと温度が上がり、結果、汗をかくというパターンを繰り返してる。/リンチ版『デューン 砂の惑星』を観る。今年のやつと比べて評判悪いけど、思ったより良かった。でも、後半30分は帳尻合わせなのか走馬灯のごとく話が進んだ。

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11月17日(水)

集中して読みたいものがあり、部屋にこもる。気分転換にドライカレーを作る。/映画『僕たちはみんな大人になれなかった』を観る。画はコロナ禍でしか撮れないもので面白かったんだけど、主人公がどこ出身で何を目指しどうなりたかったのか、が分からなくて、一緒にエモくなられなかったなあ。

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11月18日(木)

朝の散歩で皇居東御苑を歩く。東京のど真ん中で人っ子ひとりいないのが不思議。なんかテンション上がって、売店でピクニックのエスプレッソ味を買う。/橋本治『二十世紀〈下〉』を読む。第一次〜第二次世界大戦〜冷戦のつながりの説明が自分に合ってて、とても理解がすすんだ。

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11月19日(金)

寒いようで寒くない日々が続く。心配性なのでついつい厚着をしてしまい、汗ばんでむしろ身体に悪い状態になる。/『アーミー・オブ・ザ・デッド』を観る。冒頭でこれは期待できる!と思ったのがハイライト。あとは、あれ、観てるこっちがヘンなのかな?と思えてくるような崩壊感があった。

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11月20日(土)

世田谷をぶらぶら。川崎区と雰囲気違う。そりゃね。南インド料理を食う。/「谷口ジロー展」を観る。原画にうなる。歩く・食べる・眺めることの愉しさが画から溢れてるんだよなあ。会場の終わりに仕事場の図解が展示してあった。意外にこぢんまりとしてて、あの壮大な景色をここで⁈と思った。

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11月21日(日)

新聞を読む日。どこも石油備蓄を放出する記事を出している。記事ではじめて鹿児島の志布志国家石油備蓄基地を知ったけど壮大よね。/「和田誠展」に行く。10代のころの絵をまじまじと見る。対象の本質みたいなものをさっと掴む力はもうギフトって感じ。

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