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短文日記:21.11.08-21.11.14. 20世紀と新自由主義ってなんだ?の週。

11月8日(月)

休日の旅行から帰ってきてすぐの平日1日は、へぇオレってこんなところに住んでんのかあ、ヘンなの…と思って過ごす。/橋本治『二十世紀〈上〉』を読む。橋本さんが書くと、歴史の勉強ではなく、ああなったらフツーこう考えてそうなるよね、と戦争もお隣さんの相続争いぐらいの親しさになる。

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11月9日(火)

音楽はいまだにアルバム一枚聴くスタイルなので、Spotifyでアルバムとシングルが混ざってることに、きーっとなる。/『竹中平蔵 市場と権力:「改革」に憑かれた経済学者の肖像』を読む。戦慄。何が怖いかというと、「改革」を進める竹中平蔵にマジで一貫した思想がないこと。マシンのような…

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11月10日(水)

早朝乗った電車は河を渡る。この河川敷のちょっとした公園があって、めちゃくちゃ元気よくブランコをこぐおじさんがたまにいる。生命感がすごい。/CLEO SOL『MOTHER』を聴く。今年バスト級!フォーキーな伴奏にソウルフルな声がのるようなシンプルな印象なんだけど、音の抜き差しが抜群。

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11月11日(木)

ポッキーの日。ポッキーを鼻のフチを立てて、鼻の穴を拡げて遊んでいた子どものころを思い出す。子どもって明るいな。/北村みなみ『グッバイ・ハロー・ワールド』を読む。「藤子・F・不二雄のSF短編」が大好きなわたしとしては、とても楽しく読めた。こっちの方が今的にもっとリアルな未来。

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11月12日(金)

両国でちゃんこ鍋を食べる。意外に野菜いっぱい。若貴ブームのとき、力士を見るために国技館に行ったな。あの一家がこうなるとは。/『An Evening With Silk Sonic』を聴く。ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークのプロジェクト。悪いはずがないよね。まんべんなく良い。まんべんなくね。

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11月13日(土)

ポッドキャスト「サンデーマンガ倶楽部」の収録。ゲストを交えてわいわいと。作品の良いところを探すのは、自分のポジティブなところを探すことでもある。/映画『エターナルズ』を観る。払った分だけ楽しめた。キャラクターが「サイボーグ009」っぽい。

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11月14日(日)

新聞を読む日。13日付東京新聞の日刊。「米共和議員 バイデン大統領襲う動画 「進撃の巨人」を改変か」。動画を観てみたけど、漢字がバーンと出てくるのが妙。漢字自体、チープなヴェイパーウェイヴの象徴になってる感。/Paint in Watercolour『Velocity』を聴く。知らなかった!青さがイイ。

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