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短文日記:21.10.18-21.10.24. 急に寒くなってきた週。

10月18日(月)

なんか急に寒い。今週の急な温度差にうまく対応できるだろうか。焼きねぎと鶏肉のスープをつくる。ほっ。/Jenevieve『Division』を聴く。杏里をサンプリングしてる曲が話題だけど、アルバム通じてとても気持ち良く聴けた。不思議な郷愁がある。

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10月19日(火)

寒いし雨降ってるので、ワークマンのコートを引っ張り出す。四六判もポケットに入るので、本読みにも便利。/『都会の異界:東京23区の島に暮らす』を読む。川崎区の湾岸部住まいとして共感をもった。湾岸部は内陸と時間の流れがぜんぜん違うし、人目を気にしない人が多い感じがする。

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10月20日(水)

牛丼チェーンに行ったら、牛丼の隙間から白米が見えて侘しい気持ちになった。量は一緒だと思うけど、盛り付け方でそう見えたんだね…秋だね。/Prince『SIGN "O" THE TIMES: Super Deluxe Edition』のLIVEを聴く。右に左、高音低音を振り分けめちゃ立体感がある。これは音楽じゃない、建築だ!

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10月21日(木)

体重計に乗るようになり、あれよあれよという間に腹筋ローラーを買っていた。マッチョが写る、腹筋ローラーの箱が部屋にあるのなんか恥ずかしい。小市民感というか。/鶴見俊輔『文章心得帖』を読む。紋切型に厳しい鶴見先生。オレもすぐ紋切型の言葉で安心しようとするから気をつけないと…

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10月22日(金)

金曜の夜、友だちに呼ばれて浅草へ。21時に店が閉まってしまう。でもまだ話す気分で、なんとなく夜の浅草寺まで歩く。街には同じような人たちがけっこういた。/スチャダラパー『偶然のアルバム』を聴く。96年の十分な時間と金がそそぎこまれた一作。しょぼい令和の時代にはリッチに響く。

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10月23日(土)

気持ちのいい日。木場公園でチェアリング。ドッグランを見ていたけど犬もいろいろいる。面白かったのが犬嫌いの犬。ずっと飼い主のそばにいて、犬が近くにきても、見えてないフリをしていた。オレも無視されてたけど。/『イチジョウ』2巻を読む。何気ない若者の日常になぜかめちゃ癒される。

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10月24日(日)

新聞を読む日。選挙前なのでそれ一色だけど、東京の記事「日本史テキスト 改編一転白紙に」がよかった。「炎上」の外圧でテキストの記述を変えてしまった問題。駿台予備校はギリで踏みとどまった。/橋本治『福沢諭吉の「学問のすゝめ」』を読む。昔も今も、乱世には独学が流行るんだなあ。

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