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短文日記:21.12.13-21.12.19. オープンダイアローグは面白そうと思った週。

12月13日(月)

今シーズン初めての灯油ストーブ。すぐ部屋が暖かくなる。そんで冷たいお茶を飲んだ。冬のこんなタイミングで星新一「最高の贅沢」をいつも思い出す。極寒の地に富豪の家があり、中は暖かい部屋でその奥は寒い部屋になってて、その奥はまた…って話。/Hovvdy『True Love』を聴く。師走感あり◎

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12月14日(火)

数日前に思い立って、1日のうちどこかで「5分間、屋外で無意味に座ってみる」ことしている。けっこう楽しい。外に出たら移動だけで、忙しないのをちょっとやめてみる。/ドラマ「日本沈没」を観終える。ヘンな話だったが、昼メシ食べながら観るのにちょうど良く最後まで付き合ってしまった。

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12月15日(水)

公園で大理石の椅子に座ったら、朝露に気づかず、冷た〜!となる。そのあと、ペットボトルを股で固定し片手で開けたら、圧で溢れた玄米茶で股を濡らした。ズボンにとって災難な日。/Coldcut『@ 0』を聴く。アンビエントのコンピ。これを編んだのはコロナ禍を反映してだろう。時代だなあ…

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12月16日(木)

今年は急に冷え込んだからか、紅葉の色が鮮やか。/『浅草キッド』を観る。日本制作のNetflix映画では一番良かったかも。「浅草キッド」の歌詞「煮込みしかない鯨屋で〜♪」ってとこ、煮込み一品で勝負してる店だと思ってた。が、ほんとは、夜遅くでもう煮込みしか残ってないってことなのね…

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12月17日(金)

「無意味に5分間座ってみる」を続けている。雨の日だと、座るところが見つけにくい。なぜこうも街に椅子が少ないのか。/『感じるオープンダイアローグ』を読む。精神医療の現場で注目されている手法の話だけど、車座になって自分のペースで話すことは、どんな人にも癒しをもたらすと思う。

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12月18日(土)

都現美〜夢の島熱帯植物館に行く。植物館にはたまげた。巨大な幹に巨大な葉…この世は不思議すぎる。/「クリスチャン・マークレー展」を観る。この人のコラージュはオブジェ同士の偶然性というより、ハーモニーを重視してる。「Video Quartet」はかつて観て感動した一作。また観れて良かった。

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12月19日(日)

新聞を読む日。東京新聞の科学欄で読者からの質問。「アリは朝何時ごろ目覚め、何時ごろ休むのでしょうか。また、雨や冬の日はどうしているのでしょうか。(84歳男)」。詩情がある。/『江戸の学びと思想家たち』を読む。目からウロコ。手島堵庵が現代に生きてたらYouTuberになってたと思う。

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