電車に乗ること

電車に乗るのが好きだ。

満員電車は嫌いだけど、ちょっと田舎の、鈍行に揺られるのが好き。

今、人生で2回目の青春18きっぷを使って、鈍行列車で東北まで向かっている。

1回目は福岡まで行ったから、今度は反対方向の東北まで。

ボックス席に座って、
音楽を聴きながらぼんやりと景色を見たり
次の乗り換えまで時間があるからと、お弁当を買ってみたり。

電車のいい所は、次々と景色も、乗客も変わっていくこと。

さっき携帯をひたすらいじっていたけど
ふと窓の外を見たら、赤や黄色に木々が紅葉しているのが一面に見えた。

一瞬だけど、でもそれがいい。

普段降りない駅を電車の窓から眺めながら
勝手にここに住む人たちに思いを馳せたり。笑

新幹線や飛行機ではあまりにも早すぎて、見られない景色がそこに広がっている。

贅沢な時間の使い方だな、と思う。

今窓の外にはひたすらになんの野菜かは分からないけど、青々とした畑が広がっている。

所々に家、川。

それ以外には何も無い。

鈍行列車に乗り続けるの、結構苦痛に感じる人も多いらしい。

私はいくらでも乗っていられるなあ

それもある種の才能なんだろうか、なんて思いながら

ひたすら続く景色を堪能する、今日から一人旅。

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