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栗きんとんチャレンジの話

我が家の年明けの必需品、栗きんとんの話です。

小さな頃から甘いものが好きで、確か高校生くらいから年末暇だと栗きんとん作りにチャレンジしています。
最初のうちは、いわゆるクチナシを使って、ふかしたさつまいもをこして、、のような伝統的なレシピで数年チャレンジしていましたが、大した出来にならないのにやたらと大変な思いをしたのを覚えています。

あるとき、小さな頃からお世話になっている実家の近所の方から(母が)「時短栗きんとん」と言われて教えてもらったレシピをなぜだか私が使い、
その頃からかれこれ20年近く当時から完成形をお目にかからないまま毎年他のおせち料理はさておき、年末に栗きんとん作りにチャレンジしていました。

秘伝の??レシピ紹介

(材料)
栗びんづめ    1ヶ
さつまいも(皮つき)300g
さとう      150g
みりん      大さじ2
塩        小さじ1/4

(作り方)
①さつまいもの皮を厚くむき5mm位に厚みをそろえて切る

②切ったさつまいもを流水でよくさらす(30分位)

③2つのなべに水をわかし②を多めのお湯を沸かした方に入れて茹で、途中でもう一方のなべに②を入れかえ黄色く茹でさとうを加えて煮くずす

④煮くずしたさつまいもを汁のままうらごしをする

⑤④に煮切りみりん、びんづめのシロップ、塩を加えしゃもじを手前に引いたときなべぞこが見えるまで練りあげる(混ぜないで、きじゃくしで手前に引くようにしてゆっくり練り上げる)
*甘さはシロップで調節してください

⑥栗を加え栗の芯まであたためて皿に取り急激に冷まして(うちわであぶる)つやを出す

教えていただいた内容、栗の瓶詰の大きさに始まり、色々アバウトです。とりあえず自分なりに解釈してトライしてます。
日持ちの心配もあまりないので砂糖も半量に減らすなど自分の味になってしまっているのですが、
果たしてこの形状で正解なのか、と毎年作りながら自問自答しつつ、
あえて正解を聞かない古文書解読スタイルで毎年微妙に違う経過を楽しんでいたりします。


作った栗きんとんは、朝はパン派なので、栗きんとんをトーストの上に乗せて食べるのが近年の我が家の元日朝食の定番でした。
ただ、この年末は姪と甥の対応に集中することにしたのと、元日は家にいなかったので、とりかかるのが年も明け1週間経った昨日になってしまいました。

水にさらしたり、なべで煮崩したりの間など放置の時間は長いですが、作り始めてなんだかんだで2時間はかかります。
確実に大変だったはずの一昨年も意地で大晦日の朝に作り2時間以内に食べさせるべく息子の病院に運んでいました。昨年末も材料は買っていたのですが、気力続かずでした。

できるときにしたいことを!
をモットーに今年の年末は余裕があることを願います。

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