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「もう歳だから…」は?

こんな言葉つい言ってませんか?
僕の例ですが、最近改めて気がついたことをお話しします。

「もう歳だから…」「歳のせいで…」
以前から疲れたときは疲れてましたし、財布をどこかに置き忘れたら歳にかかわらず置き忘れてました。油断して病気を患うときは、歳に関係なく患ってヒーヒー言ってました。すべてが歳のせいと思わないで。

「若かった頃は…」とも言わないようにしてます。
そういう場合は具体的に「30年前頃は…」と言って無意識だろうけど、自分の歳を思い出さないようにしてたりします。

「今の若い連中は…」も言わない。
つい言ってしまいがちですが、「若い連中」というワンパッケージで、人をまとめて判断してしまうのは間違いだし、知らず知らず若者と自分を対比して見てしまってる、それはマズイと。


そう考えていくと、僕は“年齢という縦軸“をあまり考えないタチのようです。
とりわけ「歳だから…」と自分を納得させて諦めてしまうのは、これからの自分の可能性を否定してしまう呪文。
それに、何でも歳のせいにして大病の前兆を見逃してしまうこと、これが一番こわい。

そういえば他界した母が80歳過ぎた頃、
近所の60代のおじさんから「『おばあさんおばあさん』と声をかけられたのよ。
おばあさんだなんて失礼しちゃうわ」と白髪頭で怒ってました。
80歳が本気で怒ってたんです。 僕は、その遺伝子を継いでいるようです。

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