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2018/11/24 MASAKIデビュー25周年記念ライブ~吽~@新宿BLAZE

客電が落ちたとき、入場時に配られたというサイリウムが黄色く光ってとても綺麗だった。お客さんのサプライズだったのかな。本人も「その黄色いのなんですか?」と。しかし3時間半の長丁場でだんだん光が弱っていくのが、観客の体力ゲージみたいでちょっと面白かった… PA卓の前で寄りかかって観てたのでわりと楽でしたが、久々に三時間半の長丁場。

DAIDA LAIDA PART

山田信夫ことNoBをVoに擁する本バンド、さすがのパフォーマンス。あたりまえだけれど演奏もとても熱くてで特にドラムのJOEがテクニカルで圧巻。NoBのマイクスタンドパフォーマンスが中国演舞並に華麗で、ギターのKENTAROUにあたらないかヒヤヒヤしてしまった(もちろん、当たるわけはないのだが)。JOEを残してメンバー退場。

ANIMETAL PART

ガルネリウスのSYUとさかもとえいぞう登場。
うわー、12年ぶりくらいのアニメタル。いきなりメドレーで、全員息ばーばーいってたけど、さすが元ANTHEMのさかもとさん、ボーカルも凄すぎるんだけどキャラ濃すぎ。メドレーで相当くらってたJOEに「涼しい顔してるけど、顔が呆然としてるよ…わかる!疲れてるよね…でも!そんなときは口角をキュッとあげて!」という謎の励ましをしていた(笑)
さ「メドレーは当然最後から思ってたら、まさきくんが『何言ってるんですか、一番最初ですよ』と…」
その後「TOUCH」「君をのせて」

幕間

幕間のMCは鮎貝健(ロックフジヤマ、懐かしい!)。ここではゲストを呼んで「MASAKIをほめるトーク」(進行表に書いてあったけど、本当にやるとは思ってなかったらしい)。
NoB「MASAKIくんがいるとマネージャーいらず。ぜんぶ手配してくれる」
KENTARO「ぼく今スランプで、MASAKIさんを褒めることばが出てこないんで、語尾に「まさきすごい」をつけて喋ろうとおもいます」
NoB「それにしても、さかもとえいぞうさんはすごいですよね」
観客「え〜〜〜」
鮎貝「いまのはどっちのえ〜なんでしょうか(笑)」
NoB「同じ人間とは思えない。同い年なんですよ。さかもとえいぞうすげえ」

続いて、さかもとえいぞうとSYU
さ「アニメタルがこうしてまた集まれたのも、まさきくんのおかげ」

PSYCHO DAZE BASS PART

長谷川浩二、都師匠、IKUOと瀧田イサムーチョでトリプルベース。音数多い。音単価低い笑
ジャンヌのyouも入って新譜の難易度最高の曲を演奏、続いてギターにYUKI、その後ボーカルに櫻井有紀が入り、アンパンマンのマーチ。最高。
有紀が出てきたとき、あまりの挙動不審さと不気味な存在感に大笑いしてしまった…声域もむちゃくちゃに広くて、カストラートぽい。女性のメゾソプラノくらい出るんじゃないかなあ。凄かった、と思ったらRAPHAELのボーカルの方だったのですね。新譜から有紀ボーカルの曲「EVERYTHING」をやるときに、音源で鍵盤を弾いてるkiyoの話に。
M「kiyoといえば、グルメでね…」
櫻「このあいだも焼き鳥食べに行って」 
M「呼ばれてないですね?!」(←お約束)
 櫻「こんどはお声かけさせていただいていいですか。それにしてもあの子と焼き鳥屋行くと、まず『砂肝7本』とか頼むから」
とかさんざんいじられてた。
まっき「持ち曲、たくさんあるんです!他人の曲ですけど!」ってルパン3世のテーマやらあんぱんマーチやらピンクスパイダーやら、お客さんかぶってなくてもわかる選曲をもってくるやさしさ…(MASAKIナイトの定番曲だそう)

長谷川「もう次の曲で終わり?やったー\(^o^)/50過ぎてんだよ!すぐにわかるよ!ほどほどにしといたほうがいいよ!JOEとかすごいじゃんなにあれ?俺がゼンマイだとしたらあれはアルカリ電池で動いてる。それにみんな化粧してるし。野面で参加してるの俺だけじゃん!YUKIなんて、いつもと全然ちが…おっと」
 M「もういいです」
 野面って(笑)
今回、喋りすぎる先輩をばっさばっさと斬っていくまっきの進行がほんとにすごい。

都師匠「昨日今日で新譜の曲はあらかた網羅しました。ツアーは声かけてください」
櫻井「SAMIDALE練習します!サーミー!ダーレー!!」
M「やめて!」
この2日間で、閣下関連の腫れ物に触る感(笑)

幕間

you「MASAKIさん、企画書もすごく細かくて」
鮎貝「ちょっとこれはちゃんと事前に目を通さなくちゃな、っていうかんじですよね。いつもは本番でなんとかなるだろ、って思うんだけど」
you「どういう進行で、どこで誰がソロを弾いて、というのをすごい細かく書いてくれて、プレーヤーがやりやすい環境を整えてくれる。これは本当にすごい。でも曲が難しくて殺されるんですけど」
YUKI「でも、ギター殺しとか言いつつも、ギターがソロを弾いているときは暖かいベースを弾いてくれる。ソリストを立ててくれるんですよ」 
you「生かさず殺さず…生かして殺して…」 
有「ボーカル、低音どこまで出ます?って聞かれたので、このへんまでって言ったら、まさきさんがベースソロ弾くときにベースパート歌わされました。ボーカル殺しです」 
あとなにかとみんなに「お尻が綺麗」と言われるまっき…

CANTA PART

雷電は白のタンクトップ、ルークとMASAKIはめずらしくふたりとも黒のロングカーデを着ていておそろいみたいでかわいかった。
M「急に重鎮感が…」 
L「もうまちくたびれた老人が出てきたんだよ。(スティックを杖みたいにしてふるふるしている雷電さん)。でもみんな居てくれてよかった!」
M「このあとにセッション用意してますから」
L「俺の魅力じゃないのか!」
L「みんなも疲れたでしょう。俺は楽屋のソファでうぇ〜って座ってたけど。久しぶりに健さんとかと会って、昔話してたら疲れちゃったよ。」
M「CANTAはもう16年、17年目ですか」
L「25年中の17年って、ねえ。むしろ付き合ってくれてありがとう。バンドの運営がしっかしていると多少仲が悪くても長続きするという…(笑)」
M「今日は秋ツアーのセットリストに入らなかった曲も入れつつ」 
L「余計なことを!」 
M「なんだか今日はカミナリ親父風ですね…(笑)春ツアーではアルバムも…?」 
L「さすがに春には大丈夫でしょう!買わないやつは…死ね!」
やや悪魔が憑依してたルークさん。演奏時はニコニコでした。
M「雷電さんの声もいただきたい」
雷「おれの!こえ!!この二日間のベースの音数、ギネスに申請しとけばいいんじゃないの?」
M「それやると、すぐにIKUOとかが記憶を塗り替えようとするんで(笑)ルークさんも、ありがとうございました」
L「とんでもないです」
My Turn
Love Drives Me Crazy
Rolling Days
Romantic Warrior
tonight^3
90年代V系のお兄さんたち、結構ビジュアル変わってるからわかんないな〜って思ったけど、それ言ったらCANTAが一番それだった(たまに忘れる)。

SESSION PART

幕間なくセッションに入ってNoB(MAKE-UP)持ち曲「ペガサス幻想」。 
「先日もエクアドルで歌ってきました」って言ってたの笑った。昨日やるかなと思ったけど、そうだ今日はご本尊がいたのだった。MAKE-UP、世代的にどまんなかですよ。まさかペガサス幻想を弾く推しを観られるとは…
今回も雷電は最後のかき回してスティックを長谷川浩二にわたして交代していた。今日は最後のダカダン!は雷電に戻し。 座った瞬間、えぐいバスドラ踏む長谷川氏が大人気なくてよかった。

わたしはフェスには行かないので、2日間でこんなにたくさんのアーティストをまとめて見られる機会もそうそうなく、本当に楽しかった。しかも日本屈指の手練たちが集結するとは。こんな素晴らしい夜を二日間にわたって提供してくれたMASAKIさんに心から感謝です。繰り返しになりますが、25周年、本当におめでとうございます。



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