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2019/11/10 デーモン閣下 DEMON'S ROCK "DKR(うたどくろ)" TOUR at 台場 Zepp Diver City

第1幕

「修羅と極楽」、MOMOさんのヘヴィなベースから始まる。

前半はほぼCDの進行通り、MCも一切なくテンポよく進む。
「いきる」では、閣下の「生きなきゃ…!」、羽野晶紀verの感じに近いかもしれない。今回はayumiさん原田喧太さんが台詞も担当。さすが俳優!
M4「天魔王誕生」の終わり方がかっこいい。ayumiさんの極楽太夫もかっこよかったなあ。
「刃よ明日に向かえ」で登場した剣についてはのちほど説明が。

「流れ流れて極楽に」ではメンバーのソロ回し。Miyakoさん、由紀さおりの夜明けのスキャット〜中島みゆき〜和田アキ子「あの頃はっ」客\はっ/でビシっと決めてくれて楽しかった。

コーラスから入る「Burning Beauty」、BGVoのおふたりが全面に出てきて都さんと閣下のデュエットになった「さんちゃご」、オーラス「Get The Planet’s Power!」でキラキラと前半終了。

幕間

「あなたの修羅場投稿」を4作品ほど紹介。みんな九死に一生スペシャルみたいだった。生きててよかったね。

第2幕

聖飢魔II「NO GOOD NEWS TODAY」を。これ聴いたのは聖飢魔IIの本活動以来ではないだろうか。ギターソロ部分でネタ入賞者の投稿を読み上げ、「NO GOOD NEWS TODAY〜」のリフに戻すという構成も凝っている。

メンバー紹介

LEVIN
閣「今回は曲のテンポやアレンジについてもいろいろアイディアを出してくれた。あとずっと言い忘れていたけど、閣下がCMをやる前にOntexに外装の塗装をお願いしていたらしい」
LEVIN!って名前呼んでからドコドコ…じゃない? もう修正できないけど(笑)との指摘が。

MOMOさん
閣「今回、あたかも我輩が叫んでいるようでいて、実はMOMOが叫んでいるところがあるのだ。ちょっとやってみてくれ」
M「ィヴォオオオオオオ」
閣「イヨーって言ったら能じゃないか(笑)」
M「なんか力入れるときに口がイのかたちになっちゃうんですよ」
閣「もう一回言ってみて」
M「ィヴォオオオオオオ」

ayumiさん
閣「ayumi嬢はミュージカル女優でもあるのだ。あとで紹介する喧ちゃんもいるし、ということを思い出してこの演出になった。実はayumiのご両親もまだ現役のミュージカル俳優、妹さんも同業というミュージカル一家なのだ」

Miyakoさん
閣「人が足りなくなったので台詞を言ってもらったのだが、家が近いayumi嬢のお母様に演技指導をしてもらったらしい(笑) しかも、キーボードも岡崎さんが『手が4本くらいないと弾けない』と言われたので鍵盤を弾きつつ横を向いて歌ってもらうという技を披露してもらっている」
ピアノで修礼の音階(C-G-Cのやつ)を弾いたのちかわいい声でご挨拶。

原田喧太さん
くまさんを舞台袖からつれてくる喧太さん。
K「変態みたいですよねこれ(笑)」
閣「台詞を言うにあたって勉強してくれたそうで。映画やテレビの仕事はしてるけど舞台はないのだよね」
K「友人の舞台を観に行ったり、インタビューしたりしました」
閣「中盤から登場したこの剣は実は父上の原田芳雄氏が使ったものなのだ。原田家にはこういうのがごろごろ転がっていると聞いて、見に行ってどれがいいか選んだりして。もちろん模造品だけど結構これが重いんだ。刃は丸いけどこれで殴られたら人は殺せそう。そんなわけで天国の原田芳雄さんにもありがとう!」

松崎さま
閣「こんないい話のあとにやりにくいと思うけど(笑)DRだけでなく我輩のあらゆる舞台で支えてくれている。空気を読んでいないようで読んでいるムードメーカー」
Miyakoさんのマネをして修礼のピアノと、かわいいお声でご挨拶。

愛さん
「音だけではなくステージの演出含め、我輩のDemon’s Rockの参謀役」
ありえんくらいかわいい声でご挨拶。

MC
「今回、信者から『ありえない話ですが、もしこのうた髑髏と聖飢魔IIの再集結の日程が重なったとしたら、自分はこのうた髑髏に参加すると思う』という意見をもらってとても嬉しかった。アーティストというのはいつだって今の自分を評価してもらうのが嬉しいものだ。我輩はDemon’s Rockだけではなく、邦楽やソプラノ歌手などいろいろな扉を開けてそれなりに成果も挙げている。そうやって新しい扉を開いていくときに、数年に一度昔に引き戻されるというのは、実はちょっと立ち止まらざるを得ない状況でもある。
聖飢魔IIが解散して6年目に再集結した。実はあまりやりたくなかった。しかしその時アリスも再集結していて、名古屋まで観に行った。そして『好きなアーティストが再集結するというのはこんなにうれしいものなのか』と思った。それで背中を押されて再集結した。そして今回、40年来の夢がかなってアリスにプロデュースしてもらえることになった。これは古いものなのか新しいものなのか我輩にはまだわからない」
という前フリで始まった『NEO』。
本邦初公開とのこと。ミドルテンポながらも閣下のシャウトも入るようなどっしりしたナンバーでかっこいい。感想を言いたいようないいたくないような閣下。谷村新司さんからは「是非お客さんの反応聞かせてね」と言われているらしい。
「明日から本格的に『NEO』のプロモーションが始まるんだが、今回のプロデューサーに『NEOやってほうがいい?』って言ったら『そりゃ遣ったほうが良いですよ!』って。早く言えよ、我輩もだけど(笑)そんなわけでサポートメンバーに至急練習してくれってお願いして(笑)すばらしいメンバーに拍手!」

「♡8」。
もう終盤、♡8もワンコーラス終わったところでバースデーサプライズ。
閣下「ここでか! 今回は(バースデーサプライズ)なし!というサプライズかと思っていた」
という弱気な発言がかわいらしい。Miyakoさんのお父様、小柳ゆきちゃんのお姉さんも同じ誕生日らしい(先日、初めて会うなり「誕生日いっしょなんだって?」って言ったらしい笑)。
ケーキのキグルミ(どこかで見たような…)を着たマネージャーさんがケーキを押しつつ登場。Miyakoさんもケーキになっていてかわいい!
閣「うわっ!硬っ!なんでこんなに硬いんだ! 表面に『うた髑髏』の限定版のジャケットがプリントされているんだ」
閣下がろうそくを吹き消し「一度で消えたねえ!今日は肺活量あるな!」とご満足のようす。メンバーと集まって「さて、どこから再開する?」という相談。
客席からの「最初からー!」という声が届き、最初から聴けることに。大サービスありがとうございます。

最後にメンバーがはけて閣下だけステージに残りアカペラでしっとりと『千穐楽』。
「NEO」に「千穐楽」と、うれしいボーナスもついた素晴らしい楽日だった。追加公演がのぞめないのなら、せめて映像化してほしいなあ。


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