少し前になりますが、しまね田舎ツーリズム推進協議会主催の新規事業勉強会が当施設「すさのわ」でありました。

地域の方や行政の方、これから民泊を始めようと考えいる方など、たくさんの方がお越しになり、勉強や情報交換を行いました。

田舎はどの地域も「空き家の問題」を抱えています。こういった家屋は「住む」という選択肢の他に別の道を考え、有効に利用できればまだまだ可能性を秘めていると感じます。
長い間、この家で暮らしてこられた先人たちの想いや暮らしの工夫など想像することも楽しみの一つです。

特にここ出雲市須佐神社周辺は、出雲の國風土記にも記載があるほど長い長い歴史があります。
須佐に吹く風、須佐を流れる川、そこにいるだけで悠久の時を感じられる特別な場所です。

最後に住んでいたのは妻の祖母。診療所だった時代もあって地域に深く関わりがあった家だったことが、近所の方の声で良く分かりました。

この家にたくさんの人が集まったのは久し振りだったかもしれません。
ここで集い、良い時間を過ごすことでこの家も喜んでいた気がします。

もうすぐ、須佐にも本格的な秋がやって来ます。
秋色に染まる須佐神社も楽しみです。