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自己肯定感上げたい

電子ピアノから直接、音を録音する方法を取得した。
あんまり音に拘ってこなかったけど普通に録音すると打鍵音が邪魔すぎてあまりにも酷かったから。
これで、恋人に僕のピアノを綺麗な音で録音して渡せるので少しやる気がみなぎった。

はじめは「カノン」を弾く予定だったのに、だんだん変わって本当にはじめて聴いてもらった「人生のメリーゴーランド」に。
あの時、すごく褒めて貰った記憶。
あとなんかエロいって言われたような……笑(記憶がぼんやりだけど似たような意味合いだった気はする)

なので、あの時どんな気持ちで弾いていたかは忘れてしまったけど、ちょっとエロいを意識して雰囲気のある感じで、5分半から3分ちょいに短くアレンジしたものを練習していた。(体力が追いつかない)

意識して弾いただけあって、我ながら「それっぽく」弾けたな…と思ったんだけど、いざ録音したのを聴いたら急に恥ずかしくなってきた。
下手なのを誤魔化すみたいに聴こえるかも?自分に酔ってる感出過ぎ?そもそもエロい弾き方ってなんだよ?!とかぶわーっと変な気持ちが湧き上がってくる。

これは、自己肯定感がめちゃくちゃ?に落ちてる今だから感じるのかも。自分を卑下してしまうのを止めたい。もうちょい自信持ちたい。
この微妙な気持ちのまま、聴いてもらうのすごく不安。

それでも、恋人は、褒めてくれるのは頭では解ってる。指が動かなくて「ぶんぶんぶん」を弾いた時すら褒めてくれた彼女が褒めないわけが無い。わかってるけど、猛烈に不安になる。
どうしようもないな、僕は。


堂々と「僕のピアノ聴いてくれる?」って言いたい。
だから、本当に自己肯定感を上げたい。もう少しでいいんだよ。練習した分、上手くなった、聴けるくらいになった、自分が納得出来るようにしたい。
プロじゃない、趣味だから、わかってるのに追いつかない。

こういう自分にモヤモヤする。


でもね、なんだかんだ言いながら恋人に聴いてもらって、褒めてもらったら、その一言で嬉しいし、録音の仕方覚えてよかったなって思うし、君が良いって言ってくれるなら良い気がしてくる。自分の弾くピアノも好きになれる。

何も出来ない入院生活でも、やれる事はあるんだって自信になる。


僕の自己肯定感がこんなにも下がったのは、何もやれないから、薬の副作用で顔が浮腫んでまんまるだから、とかそんな感じだと思う。
何も出来ないって、案外辛い。
出来ることに焦点をあてて、自分を褒められたらいいのに。それが出来ないから自己肯定感がどんどん下がってしまう。


恋人がいてくれてよかったな。
自信が無くなった部分を褒めて持ち上げてくれる。
正直、こんなのめんどくさいって思ってると思う。それでも僕をすくい上げてくれるのは、愛されてるなって嬉しくなってしまう。
時々、小さい子を褒めるお母さんみたいな褒め方してくれるけど、それすら嬉しい。
バカにされてるとか思った事ない。素直に喜んでしまう。優しい、大好きっていつも思う。

こんなに自己肯定感低くなると、面倒だし、心配もしていると思うんだ。

だから、もう少しでいい、あとちょっと。
自己肯定感を上げたい。

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