夏が来ない

夏っていつからですか。7月?8月から?夏至以降?何だっていいんですけど、夏において行かれてる気がする。気温も世間のムードもしっかりと夏なのに、自分だけただただ暑い日々に残されている感覚。暑い。めちゃくちゃ暑いしこれを夏と呼ばずになんと呼ぼうってのはそうなんだけど、夏のときめきが全く無い。

大学生ってまぁ大学にもよると思うけど、8月上旬から9月いっぱいが夏休みで10月から後期が始まるからまず夏の始まりが遅いんだよね。こんな日記書いてる場合じゃないくらい今は期末レポートや試験に追われているので、この焦燥感が夏を阻んでるにちがいない。それはそうなんだけど、この期末試験とレポートを抜けた先に開放感があるのかというとそうじゃない感じがする。そりゃあ肩の荷は降りるし、自由にはなるんだけど、パーッとしたあの感覚。高校生の頃も期末試験があって夏休みが控えてたけど、あの頃の夏休みだー!!!みたいな感覚が無い。

理由として考えられるのは、まず海の予定もお祭りの予定も花火の予定も無いから。これを抜きにして夏と呼べるだろうか。海辺で手持ち花火をしようという約束はしてるけど、海は入らなきゃだし、花火は打ち上がってるのを見なきゃ。私の中の概念としての夏は、派手なもので成り立っているので。コロナでお祭りは無いし、海も開かないので仕方が無いのはそうなんだけど、やっぱり味気ない。プールはやってるらしいんだけど、プールじゃいまいち派手さに欠けない?夏らしさに欠けない?そう考えるのは私だけでしょうか。浴衣と水着が着たいだけといえば間違いは無いんだけど、水着は海で着てこそ、太陽の下で、砂浜と一緒にあるからこそ良いんではなかろうか。最悪プールで我慢するけどね!そういや行きたかったフェスと部活の大会がかぶってて行けなかったことも思い出した!くそっ!!!!

もう一つの理由が、(私の持論に過ぎないけど)、夏休みでない部分がだらっとしているからだと思う。平日は毎日学校に行き、放課後は部活をし、詰められた空間のなかで生きていたから、夏休みが開放感と輝きに満ちていたのでは、と最近になってやっと気づいた。

私は普通の大学生活を知らないからなんとも言えないけど、少なくとも週に3~4日は大学に通い、3コマほど授業を受ける生活があったはずで、その単調なルーティン化した毎日から解き放たれるのが、開放感の夏だったはず。しかし、これに関しては真面目に授業を受講していない私が悪いけど、毎週の授業を溜め、気が向いたら課題をし、(知らぬ間に落とした課題は数知れず)、毎日のようにバイトに励んでいたため、夏休みがいつもと変わらないのだ。授業から解放される感覚は全くない。なぜなら授業を受けていないから。むしろ、部活が午前になることで、早起きしなければいけない日が増え、いつも午前に行っていたバイトが出来なくなる。夏休みはバイトに励む友人が増える中、夏にバイトが減る謎の女が爆誕してしまったのだ。

夏休みを良いことに友達との予定はめちゃくちゃたっているので、楽しみであることには違いないが、全く夏の実感が無いのが現状だ。夏休みに入るし、部活の練習試合が増え、リーグ戦も始まる。頭で分かっていても、なーんかときめかないのは何ででしょうかね!

やっぱり人類には夏のレジャーは大事なんだよ!!!聞いてるか!!!偉い人!!!!!!海に花火にBBQにビアガがしたいです!!!!偉い人!!!!

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