4/23 【就活セキララ日記】また最終面接

また最終面接受けてきた。

内定頂いても入社しないであろう御社に。

就活系の口コミサイトみると、

「二次面接した人事、就活生ナメすぎワロタ」とか

「人集めに苦労してるの目に見えてるよね」とか書かれている。

確かに書かれていた当該人事の人は大変上から目線だし、他の採用担当の方も対応としてはつっけんどんでお世辞にも印象がいいとは言えない。

でもこの業界でこれだけ業績を伸ばしている会社は他にない会社だし、当該人事の方に気に入っていただけているようだったので、受けるだけ受けようと思って、受けてきた。

先月実施した二次面接でその人事の方と話す機会があった。その方はもとは別の業界で採用とか人材紹介をしていたが、この御社で採用を一新することになって、給与も下がるしもっといいところから声も掛かっていたけれど、この御社に入ったという経歴の持ち主。

この話をする段階で自分のことを成功者だとお話ししていたし、目線も上からだったし、良くも悪くも正直な方だということはわかった。

その方と私のこれまでの人生について話した時に言われたことが、ほかに言われたことのないフィードバックだったので印象に残っている。

「さいとうさんはさ~、しゃべり方だよね。グループワークの時も思っていたけど、相手が自分の言ったことをどれだけ理解できるか、どれだけ理解していそうか考えずに自分の言いたいことを話してるよね~。相手のレベルも考えて、相手がなにを考えてどこで詰まっているか考えながら話した方がいいよ」とのことだった。

そんなことを言われたのは初めてだ。でも確かに就活していると、私が意図している事を理解してもらえずに議論していたりすることがある。

いままで自分より優秀か、自分と考え方が似ている人たちと議論ばかりしていたので、そういう視点が欠如していたのだろう。

その後も選考受けるたびに彼から電話がかかってくる。

「自分の見え方を意識していった方がいいよ」という話もされた。

自分が相手にどういう印象を与えているか、自分の話と同時中継的に考えながら話すといいとのこと。

自分にとってサムシングニューを絶えず与えてくれるその人事の人がいるから、結果は別に気にしないけど選考を受けていたというのが、私の気持ちに近い。

先日、最終面接で、その御社の社長と話してきた。30分にも満たない中で、一つ二つ質問をされて、想ったことを正直に答えて、あとは雑談で終わった。

正直に答えたので、御社に入る気がそんなにないことや、事業に魅力をそこまで感じていないことがばれていたのかもしれないが、辞退して関係を切るよりは、落ちて関係を切るほうが先方にとっては清々しいだろうという、言い訳めいた理由付けでいる。

昨日から、人事の人から何回も電話が来て、何回も電話を取れないことが続いている。結局御社の最終面接を通過したかどうかは、明日、彼からの電話を取るまでわからないけど、結果はどっちでも、私は御社に入社しないでしょう。

ごめんなさい、でもありがとう!

もしいいなと思ったら、教えてください。サポートじゃなくてもスキでも、それが励みになります。