世の中では副業や複数の収入を得ることが一般的になりつつあります。会社以外の収入にもいろいろな種類がありますが、「株式投資でお金を稼ぎたい」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、日本の個人投資家の中でも有名な五味大輔（ごみ だいすけ）氏から、投資について学んでいこうと思います。

五味大輔氏は会社員をしながら投資家としても活躍

五味氏には中学生の頃から株式投資をはじめ、学生の間に100万円の資金を6,000万円まで増やした実績があります。その後、ミクシィやガンホー株で資産を大きく増やし、2015年には資産が200億円をこえ、2016年にはそーせいグループの筆頭株主になりました。

今回五味氏をご紹介する最大の理由は、会社員をやりながらからもこのようなすばらしい実績を産みだしているからです。多くの投資家は投資中心の生活をされていますが、五味氏が投資につかっている時間は1日10～20分程度だそうです。

われわれ会社員は投資につかえる時間が少なく、限られた時間で利益を生み出す必要があるので、五味氏の投資術はとても参考になるかと思います。

長期投資と現物取引で安定して利益を生み出す

株式投資には以下の3種類があります。
・デイトレード（1日単位で売買する）
・スイングトレード（数日～数週間で売買する）
・長期投資（年単位で売買する）

その中でも、五味氏は長期投資を得意とされています。企業の中長期計画やコンテンツのクオリティをみて、どの企業に投資するか判断されているそうです。実際にガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社が「パズドラ」をリリースしたのをみて、投資を決めたという話もあります。会社員なのでデイトレードやスイングトレードのような、短期間での売買は現実的でないというのもあるのでしょう。

また、五味氏は信用取引ではなく、持っている現金の範囲内でおこなう現物取引を好んでいます。そのためレバレッジはかかりませんが、リスクも低い投資をおこなっています。会社員で投資をやってみたいという人にとって、リスクの少ない五味氏の戦略はまねしやすいのではないでしょうか。

まずはリスクの低い投資からスタートしてみよう

会社員をしながら投資でも大きな資産を築いている五味氏は、われわれのような会社員にはとても参考になります。まずは長期投資、現物取引で無理のない範囲のチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。