話せば分かる、ではなく話さないと分からない

話せば分かる

と聞くと

これから都合の良い言い訳を聞かされるのか?

とつい思ってしまいがちですが

世の中の大抵のことは

話さないと分かりません。

なぜなら

事実は一つでも解釈は無限にあるからです。

そして、人と価値観が合わないのは

当然のことです。

しかし、話さなくても分かるでしょ?

と思ってしまうのが人間の悪いところです。

また

聞かなくても分かるよ

と思ってしまうのが人間のもっと悪いところです。

分かるわけないのです。

じゃあ、何故それをしないのか。

それは

自分の感覚を疑いたくないからです。

事実は一つでも解釈は無限と言いましたが

その解釈は自分が今まで生きてきた中で培ってきた経験なのです。

つまり、自分に理解できないことや

自分の解釈が間違っているというのは

今までの自分を否定されることになります。

今までの人生を否定されることになります。

だから必死で自分自身を守るのです。

しかし、それではまったく意味がありません。

多様化とか色々言われてますが

多様化の第一歩は

自分の感覚を疑ってみること

だと思います。

別に自分を否定しろというわけではありません。

自分を感覚が必ずしも通用しない

ということを誰もが理解すべきなのです。

受け入れるべきなのです。

勘違いされやすい人や勘違いしやすい人ほど

他者との感覚にズレがあります。

そういう人ほど

積極的に自分の意見を発信したり、相手の意見に耳を傾けるべきなのです。

時間は掛かるかもしれませんが

長い目で見れば

そっちの方が過ごしやすいでしょう。

私はそう思います。

#話せば分かる
#いや甘い
#話さねば分からん

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