梅雨が明けた。日差しが暑くなった。眠い。とりとめのない時間を過ごしていく。相変わらず何かするのも一苦労。心と体がついてこない。もうこれは持って生まれたものなんだろうとあきらめる。叱咤激励もしない。何が自分のためになるかは分からない。まして、人のためになることなど、思いつかない。夕方になり、日差しの照り返しが目に映る。楽しかったこと、楽しかったこと、楽しかったこと。それを一生懸命思い出す。思い出して、少しは自分の糧になればいいと思う。申し分ない人生だったと思おう。息もできないほど深く潜っているけれど。たいしたことではないな。あまり食べてないので、また体重が減る。ダイエットもライザップもいらないな。今日は地域のお祭だ。出店も、神輿もないけれど。花火があがってたな。音だけ。晴れてよかった。今日の日が終わり、明日からまた一週間が始まる。少しずつ歩いていこう。少しずつ、一歩ずつ。