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<親子留学>11.カレッジ2セメスター目が終わりました

こんにちは。2022年8月より、Gr7息子とGr3娘を連れてカナダに親子留学しているsuteki_coです。
2024年の1月、まだ日本は三が日だよね?という時期から始まったWinter Semesterも、ちょうど先日無事Final Examを終え無事終了しました! 
というわけで今回は2セメスター目で取ったコース(科目)及びその課題やグループプロジェクトについて振り返ってみたいと思います。 


「案外、つらくなかった」 

これですね、1セメスター目と比較して。なんだろう、まず真っ先に出てきた言葉がコレでした。1セメスター目は、常に錘が体の中心にある感じで、何かに追われていていつもあたふたしていました。だいたいMid前あたりに受けたカレッジで受けれるカウンセリング(無料)で号泣しましたしね…。でも今セメスターは、その辛い加減がくらべものにならないくらい…。おそらく考えられるのは以下だと思います。
・セメスター通してのスケジュールがわかった
・カレッジのシステムに慣れた(Library、blackboardの使い方等)
・勉強方法や課題に対しての取り組み方が分かった

特に1セメスター目で経験しているので、全てに対して予備知識がある、、「こうやって進むのだな~」と予測できるので、そこが大きかったのかなと思いました。グループプロジェクトの取り組み方や、テストに対しての勉強方法にしても自分の中でようやく確立されてきた感があります。

コース1: Trade in the Global Market

企業がグローバル市場に参入する際に必要な国際ビジネスプロセス。自国で売っているモノを文化も違う別の国で売るには、様々なことを考慮しなくてはなりません。通貨、政治、経済、社会、環境、倫理、商業、物的資産、人事、技術、知的財産などのリスク…。 
とっても面白かったですね。わかりやすい例だと、皆さんおなじみのマック。ご存じの方は多いかと思いますが、ビッグマック等の主要メニューの他に”その国だけ”のローカルメニューがあります。例えば日本のてりやきバーガーだってそうだし、タイの朝マックにはおかゆがあるのだとか。これは、その国のSocial Cultural Preferenceに応じて商品を変えているのです。一方で、製品自体やプロモーション戦略を全く変えなくてもいいモノ、例えばApple製品ですね、、などなど。国際ビジネスでは文化が深くかかわっていて、興味深い内容でした。

なにがよかったかって、このProfessorが知識があって、まったりと喋る、話も面白いし、選んでくる教材も興味深い。授業の初日には、一人一人が出身国や自己紹介をしましたが、クラスメイトの出身国は全部で16か国だったかと思います。そしてそれぞれの国の言語で書かれた"Welcome"がパワーポイントで映し出され、最初からなんだかうれしい気持ちに。

コース1: Trade in the Global Market 課題

グループプロジェクト×1、小グループ課題×2だけでした。
課題の中で面白かったのは、「ディズニーテーマパークを次にAsiaの国に作るとしたらどこが良いか、提案せよ。」
そう、今ディズニーはアジアだと3か所、Tokyoをはじめ、上海、香港とあり、なぜそこに出すことにしたのか、それにはきちんとStrategyがありますした。そしてそのStrategyを参考にしつつ、さらに政治的、文化的、背景を鑑み場所を選ぶ、という非常に面白い課題でした。

コース2: Fundamentals of Business

カナダのビジネス・システム(ビジネスがどのように機能し、マーケティング、生産、金融などの特定の分野にどのように関連しているか)。実際のビジネス・オペレーションや、社会におけるビジネスの役割に関する主要な分野についての学習、、、という概要でしたが、なんかコース全体的に”Entrepreneur”について学んだというイメージ。
このProfessorは実は前セメスターも別のコースで取っていたのですが、すごく神経質で細かく、授業の発言も色々と気を付けないといけないな、という印象。でも2回目となると、彼女が好きそうなこと(前セメで学んだ)を発言すると満足している様子が伺えたので(悦び組かw)、なんか最後の方はしーんとする中、先生からの視線が私にむけられる的な授業にwww lol 
課題についても、評価ポイントがわかるので、取り組み安かったように思います。同じ先生だと楽っていうがわかりました。 

コース2: Fundamentals of Business 課題 

Individual assignment とGroup Projectの2つ。どちらも重めではあったが、まあやれちゃうんですよね。。思いいれが強かったグループ課題は
「非常にユニークなビジネスを起業しなさい」というもの。Business Planを作成し、Progress Report, Final Paper, そしてPresentation。
グループメンバーは、Canada人アッシャー(仮名)、ブラジル出身セナ(仮名)、私含む日本人2名。アッシャーは心理学のbachelorを取っているローカルの学生ですごく優秀で、且つアッシャー以外はみんな40代女性のなか、一人輝く24歳…w アイデアも素晴らしい、レポートもさくさく。。グループプロジェクトだと大体各自メンバーが「私、ここのパートやる」と選び、完成させていきます。アッシャーが素晴らしいのは出来上がったエッセイをネイティブといてチェックしてくれました。第二言語として書く英語とネイティブが書く英語には差があるのは仕方なく。それを彼が自然のようにやってくれたのがありがたかったです。
で、気になるユニークなビジネスとは…。そうその名もGreen Dumplings!ビーガン専用の餃子販売w アッシャーがビーガンてのもありますが、バンクーバーでは若者の間でビーガンやベジタリアンが流行っている×アジア人多いという視点から。あと、Greenは、ビーガンを表したりするのだとか(アッシャー談)。すごくいいグループで最初から最後まで全く不満の無いチームでございました。はい、プレゼンはそれぞれ緑色の服を身に着け、グループ統一感w(これめちゃ大事w)

コース3: Business Mathematics

お金の時間的価値とその応用。基礎となる数学的・代数的方法論の復習の後、マーチャンダイジング、損益分岐点分析、単利・複利、年金、償却、シンキングファンド、債券、投資決定について学ぶ。・・・とあるんですが、ええ、今セメスターで一番苦しんだ科目でありました。シンガポール出身のProfessorで進みが早く、授業中は正直何を習っているのかサッパリ。先生に質問するも、"just practice"と自習を促されるので、毎週の課題はもちろん、テスト前には一番時間をかけた科目でした(まあPracticeすることで”ああ、こういうことを習ってたのか”と理解が進んでいたので、先生の言うことは当たってたわけですよ、失礼しましたー!)。

コース3: Business Mathematics 課題

毎週授業後に外部サイトPearsonの中で10問くらいの宿題を解きました。Open Textだし、3回くらいは間違いできるし、解き方を見れるボタン"help me solve this"など参考にできるので、こういう課題は100%目指しておくと後で自分が楽です。なぜならこの課題も成績の一部だからです。
Math系の授業はMy Math labというPearson内の課題を解いていくのかな?と思っています(当カレッジ比)。
あとは、Mid term exam ×2、Final exam×1あるのみ。Mathなのでレポートとかはありません。テストは手書き方式。鉛筆・消しゴム&専用の電卓のみ持ち込みが許されます。 

頑張ったせいかあって成績A-取れました。ええ、私はごりごり文系だし、数学も数Ⅰで止まってるので、よくやれたと思うんです。w 

日々のQuizやAssignmentで100%をたたき出しておく

コース全体の成績のつけられ方というのは、Mid term やFinal examだけではありません。そして必ずしも毎回出席しなくてもよかったりします。コースによるので最初の授業(ほぼオリエン)には必ず出て、Professorの方針を聞くことをお勧めします。例えばBusiness MathのProfessorは3回欠席したら単位取れないと明言していましたが、他科目は出席すら取らなかったり、抜き打ちで取ったりw 
話がずれましたが、例えば日々のQuizやAssignmentというのは点数を取りやすいわけです。Mid やFinalの本番一本勝負じゃないわけですから。 
授業で習ったのか習ってないようなことまで、テスト中にエッセイを書かせられるとすると、私のような人間の英語は途端に崩壊するわけですね…。
でもQuizだったら教科書やPPTスライドを見ながら解けばいいし、Assinmentも時間をかけて取り組めるので、こういうものは、できるだけ良い得点にしておくと、Mid やFinalでこけても大丈夫だったりします。
ちなみに、今回3コース中、Business MathとFundemental of Businessの成績だけ出ていてどちらもA-でしたが、これらのQuizはどちらも100%(満点)、Assignmentもほぼ満点でした。それでもやっぱりMidやFinalで少しずつ減点されてA+→A-になってしまうので、なるべく自分の努力次第でなんとかなるものは高得点を維持しておくと後で安心ということだと思います。
 

さて、今回はビジネス専攻である私の2セメスター目を振り返ってみました。少し長めですが、プログラムにもよりますが、イメージがわきましたでしょうか。
ビジネスつらい、、、なんてXで毎日のように呟いていましたが、終わるとすべてが良い思い出に…なるって本当に不思議だなあと思いながら、休み期間を過ごしております。ではでは。



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