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<親子留学>5.留学に向けて準備したこと

こんにちは。2022年8月より、Gr6息子とGr2娘を連れてカナダに親子留学しているsuteki_coです。
親子留学への準備として「英語」を親子で勉強してきたことは以前のnoteで書きました。今回は英語以外に私たちが何をしてきたか振り返ってみたいと思います。

子供が嫌がるのではないか?

「親子留学」を考えた時に、真っ先に思ったのが息子のことでした。ほっておいてもマイペースに生きていけるであろう娘に比べ、上の子特有の(と言ったら語弊あるかもしれませんが)、新しいことが苦手、人見知り、慣れるのに時間がかかるーーー。
当時、私の中で、彼が海外に行った途端に海外生活を満喫できる!とはどうにも想像ができませんでした。この頃、国を問わず何社ものエージェントに問い合わせをしていますが、翻って読んでみると、やはり息子のことを心配し、「どれくらいで慣れるのか?」「嫌がったらどうしよう」などと、もはや、自分でなんとかせえよというメールを送り付けておりましたw(そんなメールを受け取ったエージェント様たち、ごめんなさい)
問合せをしてから実際カナダへ渡航するまでに数年を要しているのですが、その間に息子は小学校低学年から高学年に成長しているわけで、性格的な特性はあるにしても、少しずつ心も成長していったと思います。そして、カナダへ渡航する時には「楽しみになってきた」という発言も”たまに”出るようになったのは、英語もできるようになってきて自信がついたというのもあるかと思いますが、やはり海外旅行での滞在だったり、ネイティブとの交流が彼の中での安心に繋がったのではないかと思います。

親子で海外旅行へいく

もともと主人も私も旅行が好きで、しかもパッケージツアーとかではなく、自分たちで全部手配する個人旅行が好きでした。特に主人は主にアジア~南米を旅し、私はアジアが大好き。タイは2人とも過去に何回か訪れるほど好きな国でしたので、子供ができても海外にはいきたいというのは夫婦で一致していました。 
息子が初めて海外へ行ったのは、彼が1歳半の時、目的地はもちろんタイ。バンコクから車で1時間半くらいのアムパワーという場所でした。1歳半を連れての海外は心折れるかと思いましたし、彼にとっては何も覚えていないどころか、ただ暑いだけ(タイ)なんだな…(悲)と思ったのは正直なところです。一方で子供に対して無条件に優しい人が多いので、息子がぐずっても文句を言う人は居ないどころか、声をかけてくれたり助けてくれたり。日本だと、色々な場面で子連れだと肩身が狭いと思っていたので、親としては良い意味でカルチャーショックを受けました。 

菩提寺に包まれた寺院、Wat Bangkung
色が綺麗なTシャツ
ハイ、ここから先は自分たちで行ってね、
と途中下車させられた私たちw

2019年の旅行が転機となる

この年は台湾、マレーシア、シンガポールと3か国も旅行しました。(なんでも私はその当時そろそろ勤続20周年になろうとしていたのに、10周年の案内が来ておらず、産休育休もはさんでいたからかななどとぼんやり考えていたのですが、人事に忘れられていたという残念な結果でしてw、結果、無事に勤続10周年の特別休暇やら臨時収入やらあったのでした)

まず、台湾。
息子の保育園から仲良くしている、そして英語教室も一緒だった友達家族を誘って、合計3家族で行きました。滞在はAirbnbというのもよかったです。3人とも男子でそれぞれ性格が違い、それぞれ新しい文化(台湾)に対しての反応が違うのを観察できました。
例えば、朝ご飯を買いに行こうとなった時、A君が大人と同じように「(屋台のごはんをみて)おいしそう、食べてみたい」というのに対し、B君と息子は頑なに「コンビニで日本のご飯を買う」と言い張りました。結局、屋台とコンビニの両方で買ったのですが、A君がローカルの食べ物をおいしそうに食べているのに対し、息子はその次からは「屋台でもいいよ」と言い出し、B君はずっと「コンビニでいい」でした。同じ年の子供だとしても性格も違えば、適応も違うのだなあと当たり前のことですが子供たちを見て思いました。特にA君は中国語での挨拶「謝謝」「你好」など覚えてはすぐ現地の人に使っていました。明らかに台湾人でない子供が中国語を話そうとしているからか、ローカルもニコニコ接してくれる、だからA君も間違えても別に気にしないーーー。ああ、こういう性格の子は適応力が速いなと思ったものです。

夜市にて。ここで散財しましたw



次に、マレーシアとシンガポール。
私の親友を誘っての、私の家族+親友の旅。w こちらもまた楽しかったです。滞在はAirbnb、ローカルの屋台で食べて、local(夫の従妹3姉妹がシンガポール人なのです)の人との交流、英語圏だからたまに英語を使ってお土産屋などで話してみる、日本人みたいな顔をしているけど英語を話すんだ、何か好きなものを買ってもらう、人が優しいーーー。彼なりに「海外」が「不思議だけど、楽しい」とそれぞれの旅行を通じて意識付けされたのかなと思います。そして私自身も航空券や宿泊先の手配、AirbnbオーナーやUberドライバーとの英語でのやりとり、などなどを通じて、色々失敗しながらも自信に繋がったのだと思います。手配は全て一人でやったため、帰国した時は達成感に満ち溢れておりました。。。

すごく綺麗だった、イスラム美術館
ブルーモスク内、綺麗でした
モスク内を歩く娘

ホームパーティー

海外旅行以外に、もう一つ挙げるとするならば、ホームパーティーです。
もともと息子の保育園時代の友達家族を呼んでパーティーをするのが恒例だった我が家なのですが、自称「英語バカ」wの私と同じマインドのママ友(≒戦友)とともに、外国人の友達を作り出し、そのホームパーティーに友達になった外国人を呼ぶようになりました。(さらに当時、ホストファミリーをしていたというのもありました)
大人たちがワイワイと英語・日本語で会話をしている横で、子供達もワイワイ遊ぶ。特にゲーム好きのアメリカ人の友人(本職はALT)は子供たちとゲームで遊ぶのが上手で、たちまち小学生男子の人気者になりました。場所を借りて、フィリピン人家庭教師や台湾人の友達を呼び、開催したこともあったり。母国語はそれぞれ違うけど、英語で会話する。子供たちも彼らのペースで日本に住む外国人と交流する。日本に住んでいると、特に親になってからは、このような機会を持つことはなかなか難しいと思うのですが、私は同じようなパッションを持つお友達たちに恵まれていて本当に感謝しています。 

さて、今回は英語以外にどのように私たちが準備してきたか書いてみました。子供たちもさることながら、私もこの経験を通じて親子留学に対する自分自身への準備ができたのかなと思います。ではでは、また更新します。


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