はじめてのおつかい('23夏)


7月17日(月)に放送されていたはじめてのおつかいを見た。


今回放送の感想


20年ちょっと前に放送されたものの再放送、千葉の男の子(4歳)とそのお友達の女の子(5歳)のおつかいも放送されていた。

小さい子どもながら甘酸っぱい青春も感じさせられ、最後はそれぞれのお母さんのもとへ泣きながら駆け寄っていて、さすがに感動してしまった。

2人の現在の様子も紹介されていた。2人とも夢を叶えていた。
ちょうど人生がうまくいってない同世代の私は、少し背中を押してもらえたような気がした。

VTRの最後にナレーションで「2人に出会えてよかった」と言っていたのがグッと来た。

おつかいのスタッフは番組や、番組に出演した子どもに対して愛がある。

ちょっと思い出してしまって

ここで、昨年の同時期に放送された広島の女の子2人(4歳と5歳)の回を思い出してしまった。

これも20数年前の回の再放送。2人はお茶のお稽古のお友達同士だった。

神社だったかお寺だったかで湧き出ている水を汲みにいくというお使いだった。お祇園さんの水と呼ばれており、その水でお茶を立てる決まりになっている。

水は一見湧き出ていないのだが、葉っぱを置くと自然に水が流れ出てくる、すごく不思議な湧き水だ。

あれから、当時5歳だった女の子は様々な習い事に取り組み、大人になってからも演劇やお笑いにも挑戦していた。しかし、不慮の事故で数年前に亡くなっていた。

おつかいに出演していた子どもが亡くなっていたケースは初めてだったし、まだ20代前半だったようで、一気に心が曇ってしまった。

それでもその子が生きた証を少し垣間見ることができ、そして濃ゆい人生を送られたことに「お疲れ様でした」と声をかけたくなった。

放送の最後に、当時4歳だった女の子とお祇園さんの水を見にいくシーンが流れた。そこには葉っぱが置いてあり、水が湧き出ていた。

誰かが置き忘れたのだろうか、それとも・・・
その日に合わせて、こちらに来てくれたのだろうか。

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