タイトルなし

こんにちは、あるいは、こんばんは。

「月が綺麗ですね」が「愛してる」に変わるような、何気ない言葉に万感を込めるのを素敵だと感じたりします。

一方で、もう何でも良いから、少しでも体温を求めてくれるよう、渇望したりすることもあります。


誰かと少しでも人らしさを交換したくて、とりあえずの時間を共有したりします。
そんな時は大抵もっとずっと寂しくなったりします。

一方で、誰にも構われずに、自らに心地よいものを書き出して閉じ込めておきたくなったりすることもあります。
そんな時は、たった一人なのに大層幸福になれたりします。


時折思い出すあの人が、私のことを時たま思い出して、ほんの少しでも心を引っ掻いていればいいなと思うことがあります。

その一方、もういい加減に私のことなど一片たりとも覚えていて欲しくないなと思うこともあります。

こう考えている時点で、あの人を思い出す自分が擦られているなと考えると少し笑えます。
笑えますけれども、まぁそれも人間らしくて宜しいかと思います。


人間らしさといえば、大変に申し訳ないことに、多くの約束を破ってきているなと感じることが時折あります。

しかし最近は申し訳なく感じるだけではなく、約束を守ることができないこともある自分について、それも自身が人間らしさてあることの証左であるような気がして、なんだか可笑しく感じたりもするのです。


こんなふうに自分でもよく分からない、行き違ったりしてるような自身を、面白がって乗りこなしていきたいなと考えている今日この頃です。