見出し画像

音声配信を始めるときに見ておくといいコンテンツをまとめました

音声プラットフォーム Voicyのワタナベです。

このnoteは、ポッドキャスト「ドングリFM」のnarumiさん主催 ポッドキャスト配信について語る Advent Calendar 2022に参加しています。

音声の会社で働いていると、年々、音声配信への興味の高まりを感じています。それは個人利用だけでなく、メディアや企業も同様で、Voicyでもいろいろな方から問い合わせをいただきます。

そうして音声での発信を検討するとき、事前に見ておいた方がいいと思うコンテンツをまとめてみます。音声の何が魅力で、どういうときに音声で伝えるべきなのか。ぜひここで音声の良さを知っていってください。


1.音声コンテンツが人気な理由

日本語学者でお笑い芸人のサンキュータツオさんのインタビュー。音声コンテンツが注目される理由やリスナー層などを語っています。かなり網羅的に紹介されているので、この記事を読めば「音声はこういう理由で人気なんだ」がだいたいわかります。

−発信する側として、音声コンテンツを選ぶメリットはどんなものでしょうか?

「一番は編集が圧倒的にラクで、初期費用がほとんどかからないことですね。僕の場合はiPhoneで録音するだけですけど、機材にこだわれば、ラジオ局が制作する音声と遜色ないくらいクリアな音でコンテンツ制作ができます。

https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20221116_02


2.声で届ける「#音声配信のはじめかた」勉強会

こちらも同じく、音声配信とは?がわかりやすいnoteのセミナー動画。このアドベントカレンダーを主催しているnarumiさんがお話しされています。時間のない方はこの動画のスライドをざっと見ていくだけでもいいかもしれません。

余裕がある人はnarumiさんが書かれたPenの記事もどうぞ。アメリカのポッドキャスト市場規模などのデータも掲載されています。


3.AnchorTips ポッドキャストを始める方法

こちらはポッドキャスト配信ツールの AnchorさんによるTipsツイート。録音や編集の仕方、コンセプトの決め方などの具体的な情報が簡潔にまとまっています。


さて、ここまでが音声配信を始めるまでに見ておくといいコンテンツです。これより詳しく書いてある解説も多いんですが、始める前はこれで十分。予習をしすぎる必要はなくて、始めてからの学びを大事にしましょう。


4.PitPaBlog

音声配信を始めると、もう少し詳しい情報が欲しくなったり、自分の悩みを解決してくれるような記事に出会いたくなると思います。そこで読みたいコンテンツを紹介していきます。

こちらはポッドキャスト専門の制作会社 PitPaによるブログ。ラジオ出身のプロデューサー KONさんが音声ノウハウを書いています。「番組名と肩書きの重要性」「オープニングトークはいらない」など、実際に多くの番組を配信して得られた貴重なフィードバックを惜しげもなく公開してくれているので、音声配信を始めた人は必読と言っていいレベルです。

そんなブログの音声版とも言えるのが、KONさんの「ポッドキャストが出来るまで」。ながら聴きしたい人はこちらがおすすめ。


5.How I Podcast 『ゆる言語学ラジオ』の戦い方

https://spotifynewsroom.jp/2021-12-16/yuru-gengogaku-radio/

音声配信者をSpotifyがインタビューするシリーズ How I Podcastも面白いです。ゆる言語学ラジオ、Kevin’s English Room Podcast、コテンラジオなどトップクラスのポッドキャスターの考え方が学べます。僕はゆる言語学ラジオのおふたりのインタビューが好きです。

堀元:やっぱりあれだな、ヘラヘラしないほうがいい。「新番組始めました」っていうときの初回、みんなヘラヘラしがちだから(苦笑)。

「始まりましたね。へへへ」「ほんとに始まったよ。フッフッフ」みたいなの、照れがすごい伝わってきて聴き苦しいので、やるんだったらもう最初から熟練のラジオパーソナリティのつもりでやると、品質はグッと良くなるのかな、と思います。

また、Z世代はどのようにオーディオを活用しているのか?など、Spotifyのマーケット調査データも公開されているので、業界を深めに理解したい人はぜひ。


6.Voicyの配信を1ヶ月間毎日継続してみて、驚いたこと3つ。

こちらはVoicyやaudiobook.jpで音声配信をしている鳥井弘文さんによる記事。1ヶ月間Voicyで音声配信をしてみてわかった気づきを共有してくれています。

そして最後に、これも大変嬉しい誤算だったことのひとつなのですが、「旅」や「読書」、そして自ら試したいこれからの実験(僕の場合はweb3領域)との相性がバツグンであったという事実です。

言い換えると、明確に答えがあるわけでなく、学習過程の内容こそ音声と相性がいいんですよね。

声で話す場合には、モヤモヤを共有することがむしろ効果的だったということです。

それは相手にとっても、自分にとっても、です。

https://wasei.salon/blogs/1b683e8fcfd1

このへんを実感を持って理解するには、やっぱり配信を始めてから読むのがいいんだと思います。

鳥井さんのチャンネルはこちら。


7.小川奈緒さんのnote

文筆家、編集者の小川奈緒さんのnoteです。音声配信のことを専門で書かれているわけではないのですが、Voicyを配信して得た学びや、小川さんのコンテンツ作りの考え方に触れられます。

中でもまず読んでもらいたいのが「タイトルの筋トレ」。よく、バズらないと言われる音声配信ですが、やっぱり聴かれるタイトルはある。でもそれってどんなもの?小川さん自身も試行錯誤しながら書かれている現在進行形のnoteです。

このアンケート企画自体は思いつきだったけれど、Voicyをはじめた以上、「どうしたら聴いてみたいと思ってもらえるか」「そういう人を増やせるか」はつねに大きな課題であって、その流れで「タイトルが大事」ということはいつも意識していた。それが別の角度から「やっぱり大事なんだ」という気づきとなったのが、今回のアンケートだった。

けれど実は、わたしはもともと「わかりやすい(わかりやすすぎる)タイトル」にはむしろアンチ派の姿勢をとりがちな人間だった。

https://note.com/nao_ogawa/n/n392548465029

小川さんのチャンネルはこちらからどうぞ。


8.朝日新聞ポッドキャスト MEDIA TALK

朝日新聞の神田大介さんがMCを務める音声コンテンツ。Off Topicの宮武さんと草野さんといったポッドキャスターを招いてのトークだけでなく、ハイパーハードボイルドグルメリポートを制作するテレビ東京の上出さんや、新聞社など、音声配信を手掛けるメディア担当者とのトークはこれまでと目線が変わって勉強になります。

企業やメディアが音声を配信する理由まで知りたい方はぜひ聴いてみてください。(Voicyで「サクッと沖縄」を放送中の沖縄タイムスさんの回から聴いてもらえたら喜びます)


9.新時代の話す力――君の声を自分らしく生きる武器にする

手前味噌ですみません、Voicy代表の緒方の書籍が出て、ちょうど音声配信にも生きる内容なので紹介させてください。配信プラットフォームを運営する立場から考えた、これから求められる話す力について書いています。

中には緒方自身の考えだけでなく、55人のVoicyパーソナリティによる「自分らしく話すコツ」も掲載されています。自分に合うパーソナリティを探すのもいいでしょう。

いま話す力を鍛えると音声配信だけでなく、人間関係や仕事のパフォーマンスにも影響する?話す力、声の重要性を改めて考えてもらえる本になっています。


以上、ボリュームが多くなったので、このnoteは移動中などちょっとした空き時間に見返してもらえたらと思います。

音声配信を楽しもう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?