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園芸通信 - 放置植物、またはクローズドテラリウムと呼ばれるものを始めてみました

蓋を閉じたガラス瓶の中で植物を育てる「放置植物」「クローズドテラリウム」なるものを始めてみました。

きっかけは何かの拍子にレコメンドされた海外YouTuberの動画で、何年もそのまま、数ヶ月に1度だけ霧吹きのためだけに蓋を開ける、そんな植物との付き合い方にロマンを感じ自分でもトライすることにしました。

我が家の瓶はこんな感じです。

この手の新しい取り組みはとにかくライトに始めた方がいいと思っています。飽きることもあるし、うまくいかずテンションが下がることもあるので。ということで、なるべく家にあるものでセットしました。以下がこの瓶の中身です。

  • 軽石

  • 培養度

  • 水苔

  • ポトス

  • ビカクシダ

  • アロマティカス

瓶だけ3Lサイズのガラス瓶をダイソーで調達しました。なので330円で出来ました。

入れる植物のチョイスは強さと枯らしたときの精神的ダメージのなさ。どれも我が家で繁殖している植物を入れました。

ポトス


ビカクシダ


アロマティカス

アロマティカスがこの環境に合うのか疑問ではあるけれど、水挿し発根率の高さ、冬でも屋外で平気な顔をしているという丈夫さからチョイスしました。

ちなみに放置植物という名称は清澄白河にある園芸店 LUFFさんによる呼称。ブログでその楽しみ方も紹介されています。

密封されたビンの中に入れられた植物たちは、時間の経過とともに成長しては枯れ、枯れては再生を繰り返し長い期間生き続けます。
「長い期間」と書いたのは、誰もその先を知らないからです。
LUFFにある放置植物は2023年時点で7年くらい放置してるものがありますが、今も成長と衰退を繰り返しています。

https://luff.tokyo/archives/1481#:~:text=LUFF%E3%81%AE%EF%BC%9C%E6%94%BE%E7%BD%AE%E6%A4%8D%E7%89%A9,%E9%95%B7%E3%81%84%E6%9C%9F%E9%96%93%E7%94%9F%E3%81%8D%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

このLUFFさんやYouTubeによると、LEDライトで育てるほか、北向きの窓辺などもいいそうである。小さな密封環境なので直射日光をあてるとあっという間に茹で上がってしまうそうで。

* * *

2024年の2月下旬にこのボトルを作ってから、もう少しで1ヶ月が経とうとしている段階でこのnoteを書いています。見た目にはまだ変化と言えるような変化はないようである。少しポトスが上を向き始めたか?程度。

鑑賞する人間側の変化としては、このボトルを目に入らないところに移した。「放置」と言いつつも、目の前にあるとどうしてもいじったり、なにか手を加えたりしたくなってしまう。窓辺に置き、カーテンで視界から消すことでしっかりと放置できる環境を整えた。

これからの変化を見守りたい。

↓この話は音声配信でも話しています。通勤通学や家事のお供に音声配信を利用される方はこちらもぜひ。


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