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気さくな人が苦手な人

気さくな人を嫌いな人だっている。
一般に「あの人は気さくな方で〜」と言う場合のように、気さくであることは至極好意的なこととして捉えられるものだ。

しかし、気さくであることは絶対的にポジティブなものなのだろうか。思うところがあったので少し書いてみようという回である。


書くまえにこの”気さく”という言葉の意味をちゃんと踏まえたい。そこで検索をかけてみたところ、このような記事を見つけた。

この記事では「気さくな人」について色々と書いている。同義語、異義語、英訳なども載っている。短くさっぱりとした記事だから、まず皆さんにも目を通してもらいたい。この記事に沿ってなんやかんや書くのがいい気がする。


き‐さく【気さく】
[形動][文][ナリ]人柄がさっぱりしていて、こだわらないさま気取りがなく親しみやすいさま。「気さくな人柄」「気さくに話し掛ける」

小学館デジタル大辞泉

これは参った。
人柄がさっぱりしていてこだわらないヤツ、気取りがなく親しみやすいヤツとは、私の最も好きなヤツである。となると、この記事はもうおしまいである。ご視聴ありがとうございました。

ふざけんな。
つまり私が言いたかったいわゆる「気さくな人」とはこんな原義的ないいヤツではない。記事を読み進めてみると、私の嫌いなヤツのその正体がなんとなく分かった。

「気さく」な人というと、距離感がとても近い印象を持つ方もいるかもしれません。場合によっては「馴れ馴れしい」や「詮索しすぎ」など、感じ方も十人十色。

https://domani.shogakukan.co.jp/577980

馴れ馴れしいヤツ
彼である。つまり私は「気さく」の皮を被っただけのただただ馴れ馴れしいヤツを嫌いなのである。「気さくでしょ私!」という看板を持って、ただただおしゃべりなうるさいヤツを嫌いなのである。

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