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「伝わった」を目にした瞬間

昨日あった小さなお話。

「おもしろ」センサーが付いている次男は、おもしろそうなことをしているとサッとやってきて、スッと横取りしていく。
愛嬌があるからなんとなく許せてしまうのだけれど、今日はモヤっとしたから言ってみた。

「横から急に入ってきてさ、楽しいところ持っていくのってどうなの?せめてやる前に聞いてくれない?」

次男は「ふぅ〜ん」と興味のない顔をしている。
それならばと例えてみることにした。


「お母さんがプリン食べようとスプーンにすくって口に入れようとしたら、急に◯◯(次男)がやってきてパクッと食べたらどう思う?」


ものすごく驚いた顔をしていた。
鳩が豆鉄砲食らったかのようなそんな顔。
人の言動にあまり反応しない次男とは思えないそんな姿だった。

「それはダメだわ!」
と言っていた 笑


プリンが好きだったから伝わるものがあったのだろうか?


今まで、人に伝わるようにと話してきたつもりだった。
でも、本当に「つもり」だったんだろうなと思った。


伝わるとあんな顔をするなんて知らなかったし、こっちまであまりの反応の違いにびっくりしてしまった。


話す相手に寄せていたつもりだっただけで、相手の言語で話そうとはしていなかったのだと初めて気づいた。


例えて話すこと。
その手応えを初めて感じることができた日。
日常の中にある些細で特別な日だ。


「例えるのが上手くなりたい」
素直にそう思えた瞬間だった。


今日もあなたが心の安らぎと幸福感に気づけますように♪



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