Weekly Giants(8/4~8/9)

こんにちは、すずです。

月曜日なので先週1週間の成績を振り返りたいと思います。

先週と同じく

・週間のチーム戦績

・週間の個人成績

・その他トピックス

をまとめていきたいと思っています。

週間チーム戦績と戦評

先週と変わらず首位を走る原巨人。

週間の戦績ですが、

阪神戦:2勝1敗

中日戦:0勝2敗1分

貯金:-1

でした。

週間成績は借金1、前戦は引き分けでしたが現在3連敗中です。

細かい戦績はこちらのマガジンを見てください。

投手増田大輝や宮国オープナーなど9連戦、13連戦などを見据えた新しい打ち手を試した1週間になりました。

一方で主力選手の不振が重なり5試合連続で5安打以下と野手陣は軒並み不振。この記事が主力選手の月間成績をまとめています。

横浜とのゲーム差も2.5と迫ってきました。首位直接対決は今月はありませんが、だからこそこの時期にチームの状態を上向きにしていきたいですよね。

週間個人成績

打者は打席数多い順にピックアップします。

丸:打率.042/出塁率.115

24打数1安打1打点8三振2四球。

シーズン打率も.224とかなり低くなりました。18年MVPの意地を見せて欲しいところ。来週からは丸の得意なヤクルト戦なので復調のキッカケが掴めるといいですね。

坂本:打率.087/出塁率.192

23打数2安打1打点1本塁打7三振3四球。

こちらはシーズン打率.226。丸よりは微かにマシですが、19年MVPでキャプテンとしては悔しい数字ですね。

岡本:打率.125/出塁率.192

24打数3安打2打点1本塁打6三振2四球。

更に坂本より微かにマシなのが岡本。先週は1本塁打2打点もシーズン打率は.273と急降下。本塁打と打点をヤクルト村上や中日ビシエドと争っていますが来週のヤクルトと中日の6連戦ではチームを勝利に導く打点を上げられるか。

ウィーラー:打率.238/出塁率.273

21打数5安打1打点3三振1四球。

先週の巨人の中では打ってる方なんですが、.250は欲しいところですよね。ただシーズン打率は.298と岡本を超えました。最近は5番レフト/ファーストでの出場機会が増えていて、移籍して本人にも良かったのではないかなと思います。

北村:打率.438/出塁率.471

16打数7安打4打点2本塁打3三振1四球。

主に1番セカンドでプロ初本塁打から一気にブレイク。右打ちもできる若手選手の中では長距離砲で守備も上手な選手です。2軍では最高出塁率のタイトルも取ったリードオフマン。吉川尚とセカンドの定位置争いをしています。

そして結婚おめでとう🎉

大城:打率.333/出塁率.385

12打数4安打1打点4三振1四球。

夏本番で暑い方が体調がいいのかな?(大城は沖縄出身)

小林不在で正捕手争い一番手になりました。バッティングはいいので守備力がもっと上がってくると一気に確固たる地位を築けそう。

捕手の成績についてはこの記事でも触れています。

吉川尚:打率.000/出塁率.167

10打数3三振2四球。

しっかりしてくれ!という数字ですね。北村やウィーラーもセカンドを守りますし、増田大や若林のユーティリティ勢も鼻息プンプンなのでこのままではちょっと厳しいですね。シーズン打率も.229に。坂本や丸と違って今年が勝負の年なので頼むぞ尚輝!

野手は上位7人を紹介しました。続いては投手編。

菅野:1勝/防御率2.57/被打率.231/WHIP1.00

リーグトップの6勝目。抜群の安定感でチームを支えています。野手が不安定なだけに先発がゲームをどこまで作れるか。いつかは黒星が付くと思いますが、もう少し連勝を続けて欲しい。。。

戸郷:1勝/防御率1.29/被打率.154/WHIP0.86

今週は菅野より良いピッチングを披露しました。リーグ8位の奪三振数で広島の森下と新人王争い一騎討ちです。森下は37.2回を投げて3勝2敗39奪三振で防御率2.87。対する戸郷は34.2回を投げて4勝2敗36奪三振で防御率2.86。

その他の指標も多くが僅かに戸郷リード。このまま突っ走れるか。

畠:1敗/防御率3.86/被打率.143/WHIP1.00

前回は危険球退場だった畠は菅野、戸郷と並びチーム最長の7回を投げました。被打率もWHIPも良かったのですが、勝負所で被弾し今季初勝利は次回にお預けに。今季こそ復活してローテの柱になれるか。

高梨:3.2回/防御率0.00/被打率.154/WHIP0.55

田中豊:3.0回/防御率0.00/被打率.100/WHIP0.33

大江:2.1回/防御率0.00/被打率.143/WHIP0.43

中川:2.0回/防御率0.00/被打率.000/WHIP0.00

鍵谷:1.2回/防御率0.00/被打率.286/WHIP1.20

大竹:1.1回/防御率0.00/被打率.167/WHIP1.50

高梨を筆頭に抜群の安定感を誇るリリーフ陣。宮本コーチは毎週日曜はブルペンデーの可能性も示唆しています。14回を無失点ですからね。期待も大きくなります。

一方でこの週は沼田(防御率13.50)、堀岡(防御率162.16)が一軍レベルの洗礼を受けました。ハイレベルですね。。。

その他のトピックス

一つ目は野手登板とオープナー。この週は投手の戦術の幅が広がりました。昨年から構想はあり現場には伝えていたという万が一の野手登板。今回は11-0という圧倒的な点差で勝ちパターン投手の温存を目的に増田大が登板しました。結果は0.2回を無失点。阪神の2-4番を相手に好投を見せました。

坂本や亀井、岸田といった投手経験のある野手が候補だったようです。坂本と亀井は過去の原政権の時も構想されていたようですが、流石に今は年齢的にも厳しいのかな。若くてベンチにいる選手というところで増田大や岸田の今後の登板もあるかもしれません。

ちなみに、投手登録の戸根は野手のトレーニングも進めています。

戸根もちょっと怪我が多いんですが、巨人では数少ない左の速球派です。中川、高梨、大江、高木も軟投派ですからね。シーズン終盤に代打もできる投手として登録があるかもしれません。

オープナーは日ハムが昨年あたりから試している手法。よく混合されるブルペンデーはリリーフ投手のみで試合を作るのに対して、オープナーは立ち上がりに課題のある投手のリズムを作るために1-2回にリリーフ、3回あたりから3-5イニング先発タイプの投手が2番手で登板し、再びリリーフに繋ぐ戦法です。

巨人だと、例えば先発が大江で1-2回、2番手で畠が3-6回、3番手以降が7-9回を投げるイメージです。先発中川、2番手菅野みたいな方が極端でイメージしやすいですかね。

今回は中継ぎの宮国が先発、2番手で今季2先発の今村、そこから鍵谷、大江と繋ぎました。今村は今は常時1軍にいるわけではないので、週あたりのリリーフの稼働を見ながらブルペンデーやオープナーも検討するのかなと思います。これなら高橋や野上が怪我から復帰登板したり、ルーキーの太田を試すとなっても初回KOの可能性は下がります。

僕はブルペンデーやオープナー戦術の経験はありませんが、1-2回でゲームの雰囲気ができてる状態で試合に入るのと、1回から自分で試合を作るのだと全然気持ちが変わってくるのかなと思います。

二つ目は全体の編成について。

画像1

この週は桜井が降格し、ローテは菅野、戸郷、田口、畠、メルセデスの5人に。次週は5連戦なので基本的にはこの5人でローテを回すことになると予想します。

沼田と堀岡、そして今村は降格し、ビエイラが合流。そして明日からデラロサの合流も予告されています。野手陣では不振の陽と重信が降格。入れ替わりは2軍戦で無双の石川と、2軍帯同メンバー表に名前のなかった田中俊が昇格するのではと言われています。

松原を残し、重信を落とす。右の代打も陽ではなく石川に。役割の近い選手がここもハイレベルな争いを続けていますね。こう見ると増田大や北村はちょっと当落線からは離れたのかなと思います。増田大は代走のスペシャリスト、そして緊急登板もこなしました。北村も本塁打2本に守備も安定してアピール。

2軍では有鉤骨の骨折で離脱していた立岡と山下航も合流。育成のウレーニャも元気です。例年だと移籍や支配下登録の期限が7月末なので8月って来季の構想も見えてくる時期なんですよね。

今年は開幕が遅れたのでまだ登録期間は続きますが、このブログで名前を出している選手が来季の構想に入っていない可能性も十分あります。

シーズン終盤になるに連れて、昇降格の意味合いが強くなってきますよね。今年は何が起こるかわからない変則過密日程です。意外な選手が要になったり、主力の選手が構想から外れたり(ヤクルト山田は2軍調整中)、その中でチームとしてどう勝っていくか、首脳陣の采配が楽しみです。

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