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試験勉強と、スマホとの付き合い方について思った事

6月もあっという間に過ぎ、気づけば今年も後半戦。

先月は自粛が解除になり、止まっていた業務が一気になだれ込み、久々の保育園送り迎えの生活に身も心も疲れ、風邪はひくし、そこそこ怒涛の1ヶ月でした。

何と言っても今月の半分は昇級試験の勉強に拘束され(時間的にも精神的にも)、ただでさえ自由の少ない日々がより一層不自由となった半月間。

しかし「昇級する」は私の2020年の目標の一つだったので、ここが踏ん張りどころとばかりに己を行いを律して(たまに全く急を要さない大掃除などもしていましたが…)頑張りました。

短期間とはいえ数年ぶりに「試験勉強に集中する」という生活を通し、少し思うところがあったので記録してみようと思いました。

1.アプリの力で暗記がはかどる

今回の試験はほとんどが暗記問題。(もっと上級の試験だと論文があるのですが、私はまだ下っ端なので…)
暗記はいかに何度も繰り返し思い出して定着させるかが勝負。
まとまった勉強時間を確保するより、仕事の合間、家事育児の合間、移動中…のスキマ時間の活用を重視しました。

少し前までなら、暗記といえば「ノートに書いたオレンジの文字を赤シートで隠す」(または緑のペンで文字を塗って赤シートで隠す)でした。

が、今回は暗記用のアプリを活用してみました。

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似たようなアプリがいくつかありましたが、シンプルそうな「暗記マスター」というのをダウンロード。
取った写真の好きな位置・範囲をマーカーで隠すことができ、タップしてマーカーを消すことで答え合わせができます。
このアプリで自分だけの問題集を作りさえすれば、スマホひとつでいつでも暗記ができるのです。

いや~まったく便利な時代になったものですね。
今は暗記だけでなく他にも色々スマホやタブレットを活用した勉強ツールが存在するようなので、今の学生さんはむしろ勉強楽しいんじゃないかな?

2.SNSに時間を奪われる

暗記アプリ等で勉強しやすい環境が整っている一方、勉強の集中力を削ぐ環境でもあるのが今の時代。

そう、SNSの存在です!

私は6月に入って試験の告知を受けてから、「これはちょっと本気で時間を作らなければまずい」と焦りました。
日々の行動の中で優先順位をつけ、優先度の低いものに費やす時間を省かなければならない。
そう考えて真っ先に「SNS絶ちをしよう」と思いました。

ただ、いきなり完全に絶つのは無理なので、「なるべく開かない」ことにしたのですが、この「なるべく開かない」が思った以上に影響が大きいことに気づきました。

タイムラインを遡らないようにすると、
✓だらだら見る時間が減る
✓誰かにコメント等をする時間が減る
✓心をざわつかせる情報をシャットアウトできる

投稿しないようにすると、
✓反応が来るか来ないかを気にする時間が減る
✓反応が来た時に返信等をする時間が減る

特に「心をざわつかせる情報のシャットアウト」が大きくて、
やっぱり聞き捨てならないニュースや誰かの体験談なんかを見ると何かしら物申したくなる性分なのです、私。(私の場合、例えば幼い子どもが犠牲になる事件なんかを他人事に思えないタイプ)
でも自分の考えをまとめるのに時間もかかるし、そのモヤモヤする情報での心のざわつきを引きずりがちで。

様々な情報・ニュースはためになることもある。すべてをシャットアウトしたり目を背けても自分は生きていける。けど、知っておくことで自分の今後に役立つこともある。せっかくSNSで繋がっている人たちとの交流が少なくなるのも寂しい。
情報の取り入れ方はある程度自分でコントロールしないと、ただただ時間を奪われてしまう。う~ん難しい。

ただ、今回「試験勉強をするこの期間だけは!」とSNS絶ちを一時的に行ったことで、日頃どれだけSNSに時間や思考力を奪われているかを実感することができました。
断食をしてたまに体をリセットするように、SNSもたまに「断食」して思考や時間の使い方を整えるのも良いかもしれない、と思いました。

3.結論

誰もがスマホを所有するこの時代、便利な勉強補助ツールにもなれば、SNSの誘惑もある。スマホは味方でもあり、敵でもある・・・

いや、「敵」といってもスマホが悪者なわけではなくて、結局は自分との闘いなんですよね。

スマホにコントロールされるのではなく、自分でコントロールできるかどうか、ですね。(それが難しいんだよね~)

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