検索履歴閲覧=「検閲」、子どもの頃を思い出して

子どもの頃3DSでYoutubeやインターネットを頻繁に見ていた。ゲームソフトをプレイすることが主な目的であるはずが、いつの間にかネットサーフィンをする機械と化していた。

学校が子どもの学習用タブレットの検索履歴を見ることについて、教育委員会が区議会で「検閲」であるとの指摘を受けて撤回したそうだ。

当然そうだろう。子どもが持つ秘密は大人と同じく保護されるべきだ。

僕は自分の履歴を見られたら全身が焼き鮭くらいピンクになって悶えてしまう。自分の趣味趣向がばれてしまうのは子どもも同じではないだろうか。

僕は隠れキリシタンのように3DSでアニメMADを見ていた。当時住んでいた地域ではアニメ=オタクが見るものというイメージがあった。現在のようにアニメブームは存在しなかったためだ。

だから3DSを使っている際に親が僕の部屋に来た時はゴジラが襲来したかの如く焦った。いつもより俊敏に動く身体。素早く3DSの画面を閉じる。何事もなかったように振る舞う。

このような状況のおかげで履歴の残らせない工夫の仕方や上手な隠し方を身に着けた。しかし外から履歴を閲覧させられたらこのような”バトル”には遭遇しないのかもしれない。それは非常に残念なことだ。

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