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誰かのためじゃない

いつも応援してくれているファンのために頑張りました。と野球選手がヒーローインタビューで言うのをよく聞きます。

誰かのために頑張るなんで到底できないので、なんて素晴らしい人なんだと心から思います。他人の応援をモチベーションに頑張ることほど辛いものはないはずで。プレッシャーに感じてしまって余計に変な力が入りそう。

プロ野球選手でなくとも周りの人の声援で頑張れたと聞くことがあります。それでも最終的には全員自分のために頑張ってるんじゃないでしょうか。少なくとも僕は誰かのためじゃなくて自分が幸せになるために”それ”をしています。なぜなら一番最後まで自分のことを幸せにできるのは自分しかいないためです。

2023年に僕は交換留学の試験に落ちて、その他諸々の事情で適応障害になり、出来損ないだと自分を責めてしまい暗い時期がつづきました。そしてある時期にふと果てしなく長い人生がまだあるのに自分を卑下しつづける人生なんて嫌だと気づきました。

そこからできるだけ明るく過ごそうと努めて、周りから期待されていたことを遠ざけて今後の自分に必要なことに絞りました。具体的にはサークルや部活動の運営を部分的に他人に任せて、今後中国語留学できる機会のために勉強をしました。

それにもかかわらず、落ち込む時期は何度か来ていて最近も上手くいかないことだらけで暗い気持ちになりましたです。気分が落ち込みやすい時期は必ずやってくるので、そこで現状の課題を発見できるか、また気分の波を安定させることがベストなことだと今は思ってます。

ただ今も自分の中で”誰かのため”を自分のためより優先してしまうこともあります。それでも自分のために何かをする。noteを書き、音楽を聴き、論文を読む。小さなことをするだけでもかなり心身的に楽になっている今日この頃です。


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