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すきなひととのこと


久しぶりに書くnoteがこんなかたちになることは、すこしうれしいと感じる

今年に入ってすでにかわいらしい蝋梅と出会い、今日の畑への道のりにいる蝋梅の子たちはフォロワーさんがいってくれてぴったりのように星の子たちのように満開になっていた

さて、なにから話そう
noteはいつも書きたいと思うのだけれど携帯からがちょっぴり書きにくく感じ、パソコンがあったらタイピングの練習がてら楽しく書けるのかなと、そこが億劫になってしまいなかなか腰が上がらない
乱文になるけれどよかったら読んでほしい

先日、前にお付き合いをしていた彼と初詣に行った
数ヶ月前から少ないやりとりを彼としていた
ふたりとも、恐々と、少なくともわたしは表情が見えない文章だけだから注意をしながらコミュニケーションをとっていた
そんな中、約半年ぶりくらいに彼と顔を合わせて再開をした

久しぶりに見た彼は前と変わらずやわらかい声色に話し方、表情をしていてホッとした
わたしは緊張をしていた
以前のわたしはどんなふうに彼と接していただろうか

彼とお別れをした去年の5月からわたしはずっと彼に執着をし、どうしたら彼と元に戻れるのかしか頭になかった
死を仄めかし、気を引こうとする
いろんなこといろんなこと使った
夕食は食べられず、母の家にひと月いて、25キロ体重が落ちた
母といるくらいなら死んでしまいたい

今の暮らしになってから夕飯の時間をどう過ごしたらいいのか分からなくて毎日そわそわしていた
怖かった
今は平気、録画を消化したりしながら過ごすことができるようになった

なんなら、今年にやっと自炊を始めた
ポトフと簡単な料理だけれど、調味料を買えたこと、ヨーグルトを買えたこと、スーパーに行ったこと、どれも大きな進歩だ


彼とお昼に何種類かの紅茶を飲み放題できるお店に行った
わたしはずっと話したかったことを話し、彼はたくさん笑ってくれていた

わたしは、バイト先でのわたしに疲れてしまう

酔っ払いに囲まれて、わたしは素面なため、変に楽しまそうとテンションを上げて接客をする
最近、「今のイラッときたわ〜」と、店長やお客さんに言われることが度々あり、自身が空回っていることに気づいたり、それなら、普段のわたしでいたら心配したりするのにそしたらわたしはどんなふうにいたらいいのだろうと悩んで、疲れていた
「イラッときた」に少なくとも傷ついているのも確かだ
たとえ相手が酔っていて、覚えてないと言われても


彼といるわたしは、すき
とてもかわいらしい女性だと思う
彼といるわたしはきらきらしている
その証拠にどんなカメラマンさんに撮ってもらった写真より、加工ができるカメラを使ったり、どんなものより、彼が撮るわたしは、とてもかわいい
ガミースマイルもはずかしくない
彼といるわたしは、ちゃんとわたしだ

紅茶の名前に「ラブリージャスミン」というフレーバーティーがあった
店員さんに「ジャスミンとなんですか?」と尋ねると聞いてきてくれて、教えてくれた
「茉莉花の香りをブレンドしています」と
ありがとうございます、と伝えて彼にふと目線を戻すと笑いをこらえていて
「なに笑ってんの」
と聞くと
「だって、茉莉花ってジャスミンのこと…店員さん、聞いてきてくれて真面目ににこにこ言ってるから、おもしろくなっちゃって…かわいい店員さんだね」
と言った
あ〜〜、たしかに聞いていて違和感があったのはそこか、と思ったし、彼は嫌味でそういうことを言うひとではないから単純におもしろいと感じたのだろう
久しぶりにこんな空気を感じた
なんでも楽しく感じるような、そんな空気

お店を出てから初詣へと神社へ向かった
この辺りではふつうにあるからあまり実感がないねとふたりで話していたけれど大きな神社だ

実は、わたしはこれは初詣ではない
元旦にお客さんで来ている同い年の男性と来た

そのときのわたしは、だいすきな神社の空気を胸いっぱいに吸えなかったし、寒い中咲いている桃色の花の話もできなかったし、「あ、この場面の木々の色や空がとてもきれい」と話もできなければカメラを出すのも気を遣った

彼の横にいるわたしは、胸いっぱいに空気を吸った
「みて!お花!かわいいね、桃かな、桜かな
枝が垂れてるから…」
とか、最近は白い鳩を見ないなんて話もできてしまう
烏が鳴いていて
「なんて話してる?」
って聞いたら彼は
「あけましておめでとうって言ってる」
って言うからたくさん笑った
そうね、たしかに、あけましておめでとうだね
サクラじゃん(笑)なんて

おみくじはふたりとも微妙
まあ、でも、大丈夫
今はそう思う

神社を出る途中に彼に
「わたしは他のひとに自分の感性とかこういうのがすてきだって話せない、ふしぎちゃんって片付けられるからいやだ」
と話した
「そうだねえ〜くしゃみさんはそういうふうに言われやすいかもねえ」
と彼は言った
彼はわたしをふしぎちゃんとは思っていないと思うし、それでもしふしぎちゃんと言ったのなら「あなたも大概だからね!」と笑い合うだろう

わたしを出せるのは、すごく強い

それからあるとき、彼からきたLINEにわたしがすきな靴屋さんが近くにできたんだよと書いてあったから、そこへ行こうとなった
ふたりでこの靴かわいい!と話し、店員さんにたくさん出してもらってファッションショーみたいになってしまって、決めた靴をレジに持っていくと彼が
「お誕生日プレゼント」
と買ってくれた
彼のなかできっと初めから贈り物にしようと思ってくれていたんだと思うし、初めに「プレゼントしてあげるね」とわたしに言うと、わたしが本当に気に入ったものを選ばないだろうと分かっていてくれていたのだと思う
わたしのたくさん履き崩した靴とその場で交換して大事に足を通した
とても軽やかになった
うれしかった

それからカラオケに行ったら非常ベルが鳴って、なんだか煙がもくもくしていて逃げたのに、みんなは逃げないし、ふつうにお店をやっているし
彼といるとこんなハプニングもあって、楽しいんだよなあと煙たい中、部屋へ戻るときに呑気にそんなことを考えていた

それからは自分はこう半年過ごしてきたの、と話をしていた
彼は
「大変だったね、がんばったね、ごめんね」
と言った
「大変だったのはわたしだけじゃないって思うから、あなたも大変だったでしょう」
と手を握りながら話をした
彼は泣いていて、わたしも泣いた

20時にはお店が閉まるためそんな話をしている中、10分前コールが鳴り、冷めた夜ごはんをふたりでかきこんだ
お昼は優雅にバーニャカウダーに紅茶
夜はカラオケでのたこ焼き大盛り、チキン、ポテト、ピザ
と、こんなのもわたしはだいすき


1日の出来事だけでこんなに文字数を使ってごめんね
いろいろと端折ってしまうけれど、今現状

彼とこれからどう一緒に生きていくかの話をしているところだ
またふたり、どう歩んでいこうか
たくさん話をしている
彼は「もうくしゃみさんと一緒にいられない」と言っていたきもちを、「今のくしゃみさんとならまた一緒にいられるのかもしれない」と変化している(彼は、ずっとわたしのことはすきなのに、変わったからって一緒にいたいって調子がいいと思う、と言っている)
わたしも「あなたが変わりたいという気持ちがあって、わたしはまだちゃんと完成していないからそれに根気よく付き合ってくれるのか、逆も然り、わたしも彼に根気よく付き合っていく覚悟があるのか」を考えている
彼は、「全部変化したわたしとまた一緒にいたいということではないよ」と言ってくれた

ふたりにとって共通点はいっしょにいて居心地がよいところがすきというところ

彼は「ぼくたちはバランスがとれてる」と言う

わたしもそう思うよ

次、もしまた一緒に生きていく道を選ぶことになるなら、たくさんたくさん話をしていこうね

わたしたちはどうなるか分からない
わたしが怖いのは、変化したわたしがまた前のように戻ってしまわないかがとても怖い

でも、そうね
許せることは許して、許し合って、
また1から始められる状態なのだから、ゆっくり歩いてもいいかもしれないなあって思う

わたしはあなたが大切で、だいすきよ

読んでくれてありがとう


ああ、そうだ
母親の連絡先は着信拒否した
毎年必ず、誰も挨拶しないからと義務のように感じていた祖父祖母叔母への挨拶も今年はしなかった
「挨拶したいならそっちからしてもいいんじゃない?」
って
反抗期かな
相変わらず、夢に家族が出るとバクバクして目を覚ます
その度、頓服を飲んでまた眠る
これもいつかなくなったらいいとそう願う


メロンソーダ飲みます\ ♩ / わたしとあなたの空気が合いますように。