旅をしたら普通の旅行や観光にはもどれなくなった話
複数の地域を経て、価値観が変わったことに気づいた話。
地域で1週間以上生活すると、そこの地域にどっぷりつかれる。
人にも自然にも、普通の観光じゃ気付かない良さに気づける。
奄美大島でボランティアが一緒だったメンバーと、観光と受け入れ先の方を訪ねることを兼ねて奄美大島に再び行った。
3泊4日。
日程は
1日目:移動、南部のゲストハウスでナイトツアー&宿泊
2日目:加計呂麻島を1日観光
3日目:奄美大島の南西側をドライブ、受け入れ先の方と再会
4日目:空港近くをドライブ、帰宅
4日間で奄美大島の有名どころはほとんど回れるいわゆる楽しい旅行。
旅行自体はとっても楽しかった。一緒に行ってくれたメンバーには感謝している。
・・・・でも
何か物足りなさを感じた。
従来の旅行や観光を否定する気もないし、その楽しさ良さは理解しているつもりだ。
私にはほしいものが得られなかった。
何が物足りなかったかというと
『人』
3日目に、ボランティアに関わった方たちと再会できた時にこれだ!これが欲しかったんだと思った。
私達が遊びに行きますって連絡したら、ボランティア受け入れ代表の方がそのボランティアに関わったほとんど全員を集めてくれて、夜に宴会。
はりきって準備をしてるところをインスタに載せてた。
この宴会では、ボランティアを受け入れてくれた農家さんたちとお酒と手作りの料理を囲んで談笑。
メンバーに彼氏ができたてほやほやなんだという話から、将来のことなど深い話までした。
この日の昼間には農家さん以外で関わった、地元ラジオの人やイタリアンレストランの方にも知らせてくれたようで、会えるように声掛けしてくれたみたい。
そのおかげもあってか、急遽地元のラジオに参加しました笑
こういう繋がりっていい。
きれいな海や景色、美味しいご飯、楽しいドライブよりも、お世話になった方との再会、会話が楽しい。満たされる。
普通の観光って友達とまたは一人で、きれいな景色を見て、リラックスして、美味しいご飯を食べてっていう楽しみがあると思う。
でも、私的には、それを思い返すと、映えた写真と”非日常が楽しかった”という思い出だけしか残らない。
これも悪くない。否定するつもりはないけど、私には合わない。私はその顧客じゃないのかなって。
私が大事なのは、人との関わりであって
例えば
以前お世話になった人や関わった人との再会の場
または、外でアクティビティを経験するにも、ご飯を食べるにも、作り手の思いやその人の人柄が見えるものの方が好き。
だから、いわゆる個人が営むご飯屋さんとか小売店とか好きなんだよね。
これを知ってしまったから、人との繋がりが見えずらい観光・旅行に戻れない。
私の旅には人が大事って気づいてしまった。
それからは旅行好きなんだよね?って聞かれるとうんそうだけど…ってなる。
裏では多分あなたと私の思ってる旅行はだいぶ違いますが。私はそこの地域に浸かるのが好きなのですがって思ってる笑
まぁ今回で自分の好きなことに気づけて良かったし、これからよりいっそう、旅の目的は人になると思う。
これからどんな人や思いに出会えるかな?
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