見出し画像

30 上棟式

1/21
夢のマイホームまであと少し。
上棟式を終えたので、本音と建前という言葉の語源について。

 上棟は、「建前」、「棟上げ」、「建て方」とも呼ばれています。この「建前」という言葉、どこかで聞いたことありませんか?
 最近は、あまり使われていないようですが、実は「本音と建前」という言葉の語源 が上棟の時に使われる「建前」からなんです。
 それは、こんな話しです...。
 昔、とても高名な棟梁がいました。
 その棟梁が明日が建前という前の晩になって、自分のミスに気づきます。玄関の柱を短く刻んでしまって、どう考えても直せない。
 棟梁は、自分 の未熟さに死のうと考えます。
 それを見た棟梁の奥さんが、自分が代わりに死んでも良いとまで思い、棟梁に酒を飲ませて寝かしつけ、寝ないで考えたのが、枡(マス)を使って補修する方法でした。
 翌朝目覚めた棟梁は、奥さんの差し出した枡を受け取ると、「わかった!」と言い、柱の足りない分を補い、事なきを得たのです。
 ところが、自分の恥が表に出るのを恐れた棟梁は、自分の表向きの見栄や意地のために、奥さんを殺してしまいました。
 殺してから棟梁は、自分の犯した罪を悔い、未来永劫、弔うと心に誓い女 の七つ道具(口紅・鏡・櫛・かんざし・おしろい・こうがい・かつら)を棟の上に飾って供養したと言うのが始まりで、建前の儀式となったそうです。
 「タテマエ」にこだわるあまり妻を殺してしまった男の見栄や意地に、「ホンネ」で応じた女の悲話が「本音と建前」の語源となったと言われています。
https://jyoutousiki.mayuha.com/tatemae-21
(情報取得日令和5年1月21日20時45分)

こんなお話があったとは。あくまで俗説でしょうが、世の中には知らないことばかり。知るって楽しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?