#271 【実録】ビットコイン!!
知っている人は知っていると思いますけど、
ここのところビットコインが上昇している。
実は1年半ぐらい前からこの時期に上がるのではないかと仮説を立てていて、それがまんまとその通りになっているから少し驚いている。
自慢するつもりはないが当時 半信半疑で買ってみたコインはそこそこの金額になった。
歴史の浅い仮想通貨の世界においてこれはひとつのエビデンスにしておくべきだと考え、
つまりは自分の備忘録的に、あるいは近い将来子供たちに教示する目的も兼ねて、noteにて整理しておくことにした。
「実録」とは言うものの、
儲けのための手法がふんだんに盛り込まれているとかそういう事ではなく、自分なりにビットコインを勉強してみて、理解したことを簡潔に書き記すことに注力した。
意味が分かれば仕組みがわかる。仕組みがわかれば取り扱いがしやすくなる。取り扱いやすければ投資のハードルも下がる、という訳だ。
てことで、
これは僕なりに勉強してきたことの復習ノート。
そりゃ専門家にはかなわないし、もしかしたら理解が間違っていることもあるかもしれないけれど、少なくとも結果は出た。
興味があればぜひ参考に。
それではまずは
「お金とは何か」から話を始めたい。
■お金とは何か
いきなり儲け話とはほど遠い哲学的な話に入っていくが、
実はこれがかなり重要なので焦らずに聞いて欲しい。
お金とは何か。
一言で答えるならばそれは「信用」である。
よくよく考えてみると紙幣はただの紙だし、コインは銅やアルミの塊である。つまりはみんな当たり前のように紙や金属の塊を信用して、モノや体験と交換しているという訳だ。
冷静になってみるとちょっと不思議だが、物々交換が面倒になり、信用できる誰かが「これを代用しましょう」と取り決めたのが金。それを盲目的に運用して生活は成り立っている。
ではその「信用できる誰か」とは誰なのか。それが日本の場合は、日本銀行という機関になる。
それゆえ紙幣は、本名を日本銀行券という。
■通貨単位の概念
金が信用の証であること。その”信用”を担保しているのが日本銀行という機関であることはわかった。
次に理解したいのは、
その信用できる範囲には限界があるという事。
「みんなこの紙を1万円の価値と定めるからね!」といってそれを全ての人類が理解し、正しく運用できるとは限らない。範囲が広ければ広いほど、その概念を守らないやつが出てくる。
そのため、
金を信用させる範囲として「国家」という制約が出てくる。つまり一つの国の中であれば、何とか信用を担保できるよね。という事である。
これによって「通貨単位」という概念が出来た。
日本は「円」と呼ぶし、アメリカは「ドル」と呼ぶ。韓国は「ウォン」と呼ぶし、インドは「ルピー」と呼ぶ。
それぞれの国で信用を担保し、それぞれの国で呼び方を決めたという訳だ。
しかし、
金というのは同じ国内で使う分には何の問題も無いが、異なる通貨単位同士でやり取りする際にもの凄い面倒だというデメリットがある。
1ドルが何円の価値があるとか、当たり前のように為替のニュースは流れて来るけど、これってもの凄い無駄な作業なのであって、”信用”さえ担保できれば本来はそんなことしない方が良い。
その証拠に、
ヨーロッパはEUを作って通貨単位の統一(ユーロ)を実施した。EUとは、国境を超える際の人流の簡素化とか、NATOの関係性強化とか色んな謳い文句があるけど、一番の目的は通貨の共通化。
それだけ、信用できる範囲を広げるという行為にはメリットがあるという訳だ。
■仮想通貨の価値
さて、ここまで理解してようやく仮想通貨が登場する。ここまで整理してきて、勘の良い人なら既に気付いているだろう。
仮想通貨の最大のメリットは、国境を越えた通貨であるという事だ。
最も有名な仮想通貨であるビットコインを見てみても、確かに日本版とかアメリカ版とかそんな面倒くさい注釈は無い。ビットコインの価値は全世界共通なのだ。
では、
紙幣や貨幣で躍起になった通貨単位の概念。つまりは信用に関する件(くだり)が、なぜ仮想通貨だと不要になるのか。
実はここが、このnoteの一番のポイントになる。
キーワードは「ブロックチェーン」。
多くの人が名前だけは聞いたことがあるかもしれない。このブロックチェーンの技術こそが、仮想通貨のミソであって、儲けの原理の根源となっている。
少し詳しく。
■ブロックチェーンとは①
ここをマニアックに書くと、多くの人が眠くなってしまうだろうからあくまでも概念的に書いてみる。興味がある人は専門書もたくさんあるからぜひ勉強してみて欲しい。
ブロックチェーンとは言うなれば、デジタルの世界に誕生した全く新しい「信用構築手法」である。
そのやり方を超簡単に言うと、
取引履歴を残す際に、必ず前の人の取引履歴の一部を使って構築し、次の人に受け渡していく。
つまり脈々と引き継がれてきた過去の情報と、自らの新しい情報を受け渡していく手法であり、もし誰かが悪いことをしようとして改ざんすると、引き継がれてきたものが成立しなくなってエラーが発生し、絶対にバレるんです。
分かりにくくてごめんなさいね。
つまりは、
デジタルって超正確だから、みんなで受け渡して、もうわけわかんないぐらい複雑にしちゃえば誰かがなんか変なことしたらエラー起きちゃうからね!
という信用構築手法です!!
この時の情報の一部をブロックと呼び、それをチェーンのように繋いでいくからブロックチェーンと呼びます。
ちなみに発明したの日本人です(すごい!!)。
つまり!!
ブロックチェーンの技術があれば、日本銀行なんて仰々しい機関がなくてもデジタル上で”信用”が成立しちゃう。
じゃぁそれでお金のやり取りしてみる!?
デジタル上、つまり実態ないから仮想だよね。つまり仮想通貨!
名前を付けよう。ビットコインなんてどう?いいね!
こうして通貨単位の概念が無いビットコインは生まれました。
■ブロックチェーンとは②
さて、
デジタル上であれば日本銀行が存在しなくても安心して通貨を取り扱う事が出来る。なぜなら悪いことをするとエラーが起こるから。
それはまぁそうなんですけど、
エラーが出るならこれを監視する人が必要になってきます。ちょっとイメージ付きにくいんですけど仮想通貨の取引に関してはエラーが出ていないかチェックしている人が実はいるんです。
その人たちのことをマイナー(採掘人)と言います。
このマイナーと呼ばれる人たちはエラーを監視する代わりに手数料として仮想通貨をゲットしています。要はバイト代。報酬ですね。
実はこの報酬こそが、ビットコイン上昇のカギを握っているというのです!!
■半減期
また新しい言葉が出てきちゃいましたけど、これが最後だからあと少し頑張って欲しい。
ビットコインを調べていると「半減期」って言葉が出てきます。これって何かっていうと、前に述べたマイナーへの報酬が半分になることを指します。
つまりバイト代が半分になっちゃうんです!!
おいおいなぜそんなことするのかって、それは一言で言えばビットコインの流通量を抑制するためです。
実際のお金も毎年新品を作る代わりに、同じぐらい廃棄しているって知ってましたか? 古いお金捨ててるんです。捨てるならくれよ!って感じですが捨ててるんです。
理由は、
世の中にあり過ぎると通貨の価値が下がるからです。インフレってやつですね。
社会の教科書に載ってたコレです。
戦争で負けたドイツが賠償金払うために大量に金を刷って、その結果国内では通貨の価値が下がって・・・(割愛)。つまりせっかくの金が紙くず同然になっちゃう。
それは仮想通貨も同じで、
ある上限が来た時点でドカーンと報酬の価値を下げて、事実上の流通量を減らすんですね。
で、
大事なことを唐突に言いますけど、その半減期が近づくとコインの値段が上昇するという話があるんです。
■今回もそれは同じだった!
ビットコインの歴史は浅いので、
これらの情報の確からしさってのは注意する必要があるんですが、過去の半減期ではコインの値段が上昇したというファクトがありました。
詳細な因果関係は明らかになっていません。
そしてその半減期がいつ来るかってのも、卒業式みたいにイベントごととして決まっているわけではなく、”上限に達したタイミング”なので誰も正確にはわからないわけです。
ただ、
マイナーの作業量もある程度見えてきた昨今だと、次の半減期はだいたいこのくらいじゃないかなってのは予測がつくわけです。
それが実は、
2024年3月~4月ぐらいだったんです。
僕は1年半ぐらい前にこの情報を目にして、ビットコインを買ってみることにしました。
で、実際にその時が来たら・・・結果は冒頭に述べた通りです。
■最後に
何度も言っていますが仮想通貨は歴史が浅いので、
株や金融と違って”通例”なるものが徐々に確立されつつある過渡期にあると思います。
ただ、
今回述べた半減期については特に新しい話でもなく、知っている人は当たり前に知っているもはや常識かなと思います。ネットを漁れば山ほど出てきますし。僕はそれに乗ってみただけです。
ただですね。
今回文字にしてみた通り、「お金とは何か」から考えて、ブロックチェーンの技術を理解し、半減期の意味を知って投資したことで圧倒的に自分の中で確立されました。
そして、
次の半減期に向かってはもっと多くの投資を試みてみたいと思い、次回の投資時期を忘れないための備忘録的に、あるいは将来自分の子供たちへの知恵として書き残すことにしたわけです。
年金はあてにならない。銀行の預金は死んだも同然。株は上がってますがそれは日経平均銘柄に投資できる一部の資金持ちの話。NISAはその餌食になりかねない。
てことで仮想通貨の可能性を探ってみました。
レバレッジで儲けることって、ビジネスと違ってライバルの概念はありませんからね。個人で占有するモノでもないですし、多くの人が理解を深めて利益を享受し、将来設計の一助になれば幸いです。
信じるか信じないかはあなた次第。
結果は自己責任でお願いします!!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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