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【横浜ビーコル🏀】【雑感】河村勇輝の封じ方。

さて。
いきなりタイトルと違うことを書いちゃいますけど、河村勇輝は止められません


離せばスリー。詰めればカットインと、いずれにせよやられちゃう。
であれば、
強豪フィンランドは間合いを取りつつ高さでスリーを封じるため211cmのスーパースター マルカネンをマークに付けましたけど・・・河村はその上からスリーをぶち込んでしまったわけです。


つまり、
相手チームは河村を止めるにあたって、スリーかカットインかのどちらかを捨てる必要が出てくるわけです。(普通に書いてるけど凄いこと!)

そして、今のBリーグにおける共通認識は恐らくカットインを捨てること。

ある程度抜かれるリスクを許容してスリーを打たせないためにビタビタにマークする。
これが今現在の常識だったりするわけです。



■外角精度と心中する

河村に抜かれるリスクを許容したチームは当然中を固めてきます。いわゆるディフェンスが縮んだ状態。

そんでもってペイントアタックする河村に対して容赦なく大男が覆いかぶさってきます。もう恐ろしいぐらいに。
そしてフローターもエンドワン狙いも難しくなった河村はシュートを諦め大外にキックアウトするしかなくなります。

それ自体は別にいいんです。それもまた十分によくある戦略だから。

でもですね、今の横浜ビーコルセアーズはこの外角が入らない
河村とユトフさえケアしておけば大けがをする可能性は極めて低いのが(悲しいけど)実態だったりします。

そんでそんで、外れたシュートはもともと中を固めた相手チームによって悠々とリバウンドを拾われるわけです。
外角が来なければ信じられないほど差のつくクオーターが出来たりします。そして得てしてその試合は大敗するわけです。くぅーーーーー(泣)。



ちなみに下のショットチャートは31点差で敗れた仙台戦(11/4)の2Qのもの。
なかなかのエグさ・・・。これではさすがに勝てません。

しかも河村の出ていない時間帯はペイントアタックすら無くなり攻撃力は大幅に低下するのもまた事実。
みんな大好き森井キャプテンはやはり守備の人。攻撃にリズムは産まれず外角は「来ねーーーーーー!!」となるわけです。


そうなると相手はゾーンディフェンスを多用しはじめます。ますますリバウンドが獲りにくくなり、さらには相手の体力温存にも寄与しちゃいます。

書いてて結構悔しくなってきました。しかしこれは紛れもない事実だったりします。

11/8の三遠戦では河村がキックアウトしたボールを待ってましたとばかりにダジンスキーにインターセプトされたシーンは正直かなり屈辱的でありました。


つまりこれが河村勇輝の封じ方。=横浜ビーコルセアーズの倒し方なんですよね。
彼に30点取られても良いんです。チーム全体としてFG成功率40%前半に抑えとけば御の字なんですよ。



さて、ここまでネガティブ分析が続きましたけど・・・
横浜ビーコルセアーズは今後も外角の精度と心中するしかないのだろうか。

その辺りの対応策をですね、自分なりに2点ほど提唱してみたいと思います!



■打開策① インサイドの連携

昨年のビーコルにあって、今のビーコルに足りないもの。
それは現在得点王である河村勇輝の華麗なるアシストではなかろうか。


もういっちょ。


新戦力とのコンビネーションはまだまだこれから。と言われてしまえばそれまでだけど、そろそろ見たいじゃん。と思わずにはいられない鋭いペイントアタックからの華麗なるアシスト。

オリバーやキング開との連携はちらほら見られるものの、やはり大本命はジョス子ことスコットさん
そしてそして、ユトフ様が外角要員で外に張っているのであれば、個人的に大いに期待しているのがビッグ曜サン(西野選手)だったりします。

彼の得点能力の高さ、それからゴール下での速さ、しなやかさはこんなものではないはず。
彼は河村選手のアシストによりもっともっと得点を稼ぐことが出来る。そんな世界線をここのところ毎試合望んでいるんですけど・・・果たして。


こういうのもっとちょうだい!



■打開策② もっともっと2Pを

そのコスパの悪さから、いつからか忌み嫌われ始めてしまった2点シュート。

僕はですね。この開き直りのジャンプショットこそ今のビーコルを打開してくれるんじゃないかと密かに思っています。

スリーが不調。無慈悲に過ぎていくショットクロックに追われるようにして放たれるタフショット。外れたボールはもちろん相手のリバウンドへ。

もうこうなるぐらいなら3Pのチェックに来た相手をかわして2点でもいいからシュート打とうぜ!と思うわけです。前に述べたビーコル対策として縮んだ相手にはそこそこ効くと思っていますが、ダメだろうか。。


もっとも前半から2Pを多投してリズム作って勝った試合がありました。
それは10/21の琉球戦。
それから昨日(11/11)の渋谷戦も比較的そんな意思が見えました。


きもちよかったよなぁ🥺



■最後に

スーパースター河村くん。

これはですね、間違いないです。わかっていても止められない。横浜ブースターはとんでもないものを毎試合見ているのだと思います。

しかし、
河村勇輝の封じ方はある。だからビーコルは勝てない。

およそ外角シュートの精度と心中するようになってしまっている今の状況を打開するためにはもっともっと中に入っての連携、もしくは2点でもいいからシュートを決めることかなと思います。

インサイドの仕事=ジョス子さんの役目 みたいになっているわけですけども、別にそこだけじゃなくて良いはずで、
やる気満々のパパ(オリバー選手)やキング開選手の他にも、須藤選手や松崎選手やビッグ曜サンあたりがガンガンにインを攻めて相手を攪乱して欲しいです。


あとはやはりこの男でしょう。

河村選手ともキャプテン森井選手ともまた違った形でリズムを作って欲しい!!

まずはどんどん打ってこうぜ!!
話はそこからじゃないかな!!!!






ビーコルの未来に幸あれ。

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

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