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【SUZU Story 番外編】 食から始まる地域循環共生圏 : 鈴木 将

こんにちは!The SUZUTIMES編集部のこれえだです。
この度SUZU GROUPは、今年11回目となる『環境省 グッドライフアワード』にて「実行委員会特別賞 サスティナブルデザイン賞」を受賞いたしました。

去る12月2日、渋谷で授賞式が行われ、サスティナブルデザイン賞のご担当でもあり、実行委員長も務めていらっしゃる益田 文和氏(株式会社オープンハウス 代表取締役/デザインコンサルタント)より賞状をいただきました。

普段SUZU GROUPを支えてくださっている方々に受賞のご報告をすると同時に、まだ私たちのことを知らない方々には「新潟に、こんな想いでこんなことをしている会社がある」ということを知っていただくために・・・!

今回は、【SUZU Story 番外編】と題して、代表の鈴木 将がグッドライフアワードとSUZUの取り組みを重ねて振り返る記事をお届けします。

グッドライフアワードとは?
環境省が提唱する「地域循環共生圏」の理念を具現化する取り組みを表彰し、認知を広げるためのプロジェクトです。
環境と社会に良い暮らしに関わる活動や取り組みを紹介・表彰し、取り組みについてを広く発信することで、日本で暮らすひとり一人がライフスタイルを見直すきっかけになることを目指しています。

グッドライフアワード実行委員会は、アワードの主旨に賛同する、環境と社会に良い活動に関わる分野で活躍中の有識者の集まりで、実行委員会特別賞は、実行委員の専門分野などに関わる部門ごとに優れた取り組みを選出するもの。
サステナブルデザイン賞は、サステナブルな社会を実現するための新しい暮らし方、ライフスタイルをデザインし、実践する取り組みを表彰する賞で、今回はSUZU GROUPを含め3組が受賞いたしました。


食には嘘がない。
この土地にある文化や歴史、その営みには地域内循環や、今で言う“サスティナブル”な暮らしがあった。
僕たちが目指しているのは、環境と経済の両軸を考えた新しい価値観を作り上げることです。

今年、その思いや考えを少しでも多くの方に伝えたい知ってもらえればと考え、環境省の取り組みである「グッドライフアワード」に応募。
11月中旬の受賞発表では、その取り組みを評価していただき「実行委員会特別賞 サスティナブルデザイン賞」を受賞することができました。

2007年、1次産業や食の課題に気づいてから、僕たちは飲食店の運営から農家さんと連携したイベント・料理教室など、様々なチャレンジをしてきました。
その中で小さな輪を作りながら、店舗の拡大や食品の開発を活発に行うことで、より幅広い分野で、地域課題をちょっとでも良くするようにと動いてきました。

その結果、まだまだわずかではありますが、地域に対して何らかの影響を与えることができてきたと考えています。

私たちが目指す「みんながうれしい食」と「地域デザイン」

そんな、これまでの歩みを評価して頂いたことに加え、受賞者の中で僕たちが地方組では唯一の飲食店の取り組みであったことを嬉しく思うと共に、まだまだ多くの課題が同時多発的に起こっていることも頭をよぎりました。

僕たちの目的は評価されることではなく、その取り組みをより多くの人に知ってもらい、この活動を広げていくこと。
食との向き合い方を見つめ直し、持続可能な環境と経済の両軸を考えた取り組みを続けることは、これからの時代にとっても重要なアクションだと考えているからです。

サーキュラーエコノミーのような循環型の仕組みと、ウェルビーイングのようなみんなが嬉しい社会。地域を大切に考える小さなコミュニティや繋がり・場など、それらを作れる可能性があるのは、人々の暮らしに密接した「食」だと考えています。

地域循環型の社会にある「食」は、究極の美食。
僕たちの考える「豊かさ」とは、決して豪華な食材がたくさんということではなく、その土地の魅力や旬、背景を知って食を楽しむことで感じる「豊かさ」です。

大きな経済競争の中でも、小さなコミュニティを作り、みんなが嬉しい輪を広げていく。
それが僕たちの考える美食であり、地域循環型社会です。

たくさんのお客さま、農家さん、地域、スタッフのおかげてこの賞を頂いたと思っています。
たくさんの感謝の気持ちと一緒に、この活動を止めることなく更なる進化を続けていけるように努力していきます。
本当にありがとうございます!!

鈴木 将


編集後記
受賞の知らせを聞き、私は、なんだかこれまでを認めてもらえたような、「自信を持って!」と背中を押されたような気持ちになりました。

まだまだきっかけでしかなく、鈴木の言う通り、これから私たちの考える【みんながうれしい食】を当たり前にしていくためにももっと活発に動いていく必要があると思っています。
The SUZUTIMES(note)もその動きの一つとなり、これから様々な繋がりが生まれたらいいな。と思った今回の受賞でした。

これからも私たちの取り組みをはじめ、店舗の、生産者さんの、新潟の想いや魅力を届けていきます!
いつもありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

これえだ

▼SUZU GROUPについてはこちら(ホームページ)から

▼受賞についてはこちら(プレスリリース)から


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