今回の部員日記は経済学部経済学科4年の鈴木晴貴が務めさせていただきます。

　昨日、関東学生ソフトテニス秋季リーグにて弊部は3部優勝を果たし、2部6位の城西大学との入れ替え戦に進出しました。春のリベンジです。リーグ戦以上にチーム一丸となり「2部復帰」を成し遂げます。
　OB・OGの方々、日頃からチームを応援してくださる方々、選手のご家族の方々に多大なサポートをいただき、誠にありがとうございます。この場をお借りして感謝申し上げます。泣いても笑っても最後一対戦、チーム北川にご声援いただけると幸いです。

　現役最後の部員日記ということで、自分のことについて書かせて頂きます。お付き合いいただけると幸いです。

　インカレ1回戦負けに終わり、過去一番ソフトテニスに全力を注いだ約2ヶ月間。コンディションもピークも合わせて迎えた大一番リーグ本戦で僕に出番はありませんでした。
　出場した選手9名、サポート7名、多くの支援をして頂いた数多のOBOGさん方、チーム一丸となり掴んだ3部優勝・入れ替え戦進出に何一つ悔いはありません。自分の底上げが少しでもメンバーのけつを叩けた一因になっていたら、本望です。ただ、一選手としては悔しいの一言です。悔しさの根源は、この2ヶ月以前の時間でした。

　1年前、代を引き継ぎ幹事を任命された時から、さらに遡れば入部した時から甘い選択をしてきてしまいました。もちろん練習をサボることもなかったし、勝ちたい気持ちもありました。ただそれを辛い選択をし続けて、リソースを割くことから逃げていました。強い先輩方や同期、後輩を見て諦めの気持ちだったり、自分の代になっても尚、当事者意識の欠如や主務という立場に逃げていたのかも知れません。
　歴代の先輩方がおっしゃってきたことと被りますが、後輩達には「限られた時間を悔いなく過ごして欲しい」と思います。
　特に、3年生はこれから自分らの代となり、視点が変わると思います。就活も本格化してくる時期と被り、かなり大変で苦しい時間が来ると思います。その中でも自分達ができる力を出し続けて欲しいと心から願います。
　そして、1、2年生の下級生はテニスを楽しみ全力を注げる時期を思う存分わがままに自己中に過ごして欲しいです。クセ強く、テニス激強な3年生が温かい目で厳しく指導してくれます。上から目線で申し訳ないけど、悔しさの無い選手人生を送ってくださいな。

　先輩ヅラしたアドバイスはここまでにして、みんなが居たから大した実績も残してない自分が、楽しく今日までソフトテニスをやれてきました。ありがとう。

　先輩方が僕のバリューを引き出して（生み出して？）くれたおかげで、楽しい後輩人生がありました。ありがとうございます。

　部で一番無駄な話をして、練習付き合ってくれて友達でいてくれた住吉。ありがとう。

　たった3人で、頼りなかったかも知れないけど唯一、4年間一緒にいてくれた寛二、松川。ありがとう。

　僕が憧れてきた偉大な先輩方のようになれたかは定かではないし、明らかにしたくもないですが、1年間チーム北川についてきてくれてありがとう。

　残り1週間、悔いのない選択をして万全の状態で城西大学と戦いましょう。
　どんな結果が待っていようと自分に関わってくれた人には感謝しかありません。

　チーム北川最後の大勝負、全員で勝ちましょう。流れ持ってこい。

長く拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。