Teslaが研究開発を進める人型ロボットOptimusですが、今回の決算発表で25年末には対顧客販売を始めると発表しました。
本年内にTeslaの工場に実配備するともしており、人型ロボットの実用化が加速しています。

1;TeslaのOptimusは25年に発売へ?

　4/23の決算説明会でMusk氏は同社が開発/実装を進め人型ロボ[Optimus]を25年に販売する可能性があると公表。
　OptimusはTeslaの研究開発設備内で工場業務を行っており、24年末までに工場に配備するとのこと。25年末までには社外の顧客に対してOptimusを販売し、将来的にはTeslaの収益/事業価値の半分を人型ロボが占めるとの予測も示した
　24/01のOptimusに関するアップデートでは[非常に過小評価されている]とMusk氏は語って将来性を強調していた
　-[誰もが自宅にOptimusを持ち、製造やサービスの現場では多くの業務を担当する]として、100-200億台の需要を予測した

　その時に価格は[クルマの半分以下(25,000ドルくらい)]になると予測しているとした

2;Optimus-Gen2

　23/12に[Bumblebee(22/09)][Optimus-Gen1(23/05)]に続く人型ロボ試作機(アクチュエーター/センサー/デザインを担当)としてリリース。
　Gen2はGen1から[首の動きが改善][歩行速度30%向上][足/つま先の動きが人間に近くなる]等の特徴を備え、重量は10kgの軽量化を実現し、全身制御/バランスが改善されてスクワットのような動作が可能に
　Teslaは自動運転におけるAI研究/バッテリー知識/電気モーター知識を活用して人型ロボの研究に着手。[Tesla車は車輪のついたロボットである]ともしており、将来的に反復的/危険な作業を人間の代わりにしていくとする