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2023.3.20 「目標を立てる仕事」と「そうでない仕事」

3月20日(月)
今日は目標をたてる事の大切さについて話をしたいんですが、ちょっと私の昔話から始めます。
少しだけ付き合ってください。


私は20代の頃「クロスカントリースキー」にハマっていました。
学生の頃は2月になると1ヶ月くらい北海道に行っていて、道東・道北の野山をクロカンの板を履いて、ハイキングしていました。
おにぎりと水筒を持って、あてもなく、雪の丘を越え、牧場を横切り、凍った湖や流氷の上に積もった雪の上を、二本のスキー板で滑っていました。たまに物凄く景色のいい場所にたどり着いて感動することもありましたが、そうでなくてもとにかく楽しければいい…という感じでした。

そしてだんだんとクロカンのスキーが上手になってくると、今度は大会に出たくなるんですね。で、どうせ出るなら日本で一番長い距離の大会がいいと思って、85kmのスキーマラソン大会に出るようになりました。
ただ、85kmというのはちょっと気軽に参加とはいかなくて、それなりのトレーニングや食事、服装、道具にも気をつかって計画的に準備しました。大会当日も完走とそのタイムを目標に参加しました。

同じクロカンのスキー板を履いていても、ハイキングと大会では、目標があるかどうか、スケジュール管理があるかどうかで全然違いました。


話を仕事に移してみます。

仕事でも、我々には2つの選択肢が用意されています。
目標を立ててスケジュール管理しながらやる仕事と、そうでない仕事です。

目標を立てる仕事は、目標と現状との差を見える化して、その差を埋めるために相当な努力が必要です。でも達成した時の爽快感は格別です。
一方目標を曖昧にしてする仕事は、たどり着けないかもしれないという恐怖を消して、結果よりも自分のメンタルを大切にした形になります。
でもワンチャン大きな目標にたどり着ければラッキー・・・というようなことは思っていたりするんですよね。まあそんなラッキーってなかなか来ないですけど。


つまり目標を立てることは、メンタル面ではとても辛いんですが、やっぱり目標を立てないとあんまり大きな仕事はできません。

散歩のついでに富士山に登った人はいない・・・というのと似ています。

これからの世の中の荒波に打ち勝つために、みなさんと一緒に目標を立てられる会社にしていきたいと思います。


それでは今週もよろしくお願いします。


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