見出し画像

2022.5.16 「変わるもの」「変わらないもの」

5月16日(月)
先日ある絵本を買いました。
今日はこの絵本のタイトルでもある、
「変わるもの 変わらないもの」というテーマでお話したいと思います。

その絵本の中で紹介されていたのは、小学校、青春時代、社会人、家族と暮らし・・・というシーン別に描かれていて、
我々が幼少の頃、または少し前までは当たり前の風景が、今は全く変わってることを描いています。

私自身「変わるもの」「変わらないもの」という分類は、『変えなくてはいけないもの』『変えてはいけないもの』を考える上での重要なテーマだと捉えています。


では、仕事における「変わるもの」「変わらないもの」ってなんでしょうか?
ちょっと考えてみてください。

「変わらないもの」・・・仕事の原理原則、本質など
具体的に言うと、その昔からまあ正しいよねと言われて、今なお支持されてるもので、名著といわれる本(7つの習慣、コトラーやドラッガー)の中に書かれているものだったり、あるいは論語・兵法・武士道なんかがそんな感じでしょうか。

「変わるもの」・・・仕事のスキル、テクニック、ツールなど
どんどん時代とともにアップデートしていくもので、例えば、電話やFAXがメールに変わり、今はチャットツールやweb会議が主流になりつつある・・・そんな感じでしょうか。

じゃあ、次にもっと身近な蕎麦業界で考えるとどんな感じでしょうか?
「変わらないもの」・・・蕎麦の本質、歴史、文化、蕎麦の特性、物性・・・研究開発や品質管理の戦略で迫ろうと思っている部分です。

そして「変わるもの」はどうでしょうか?
ここは、蕎麦業界は変わる部分のスピードが遅いので、世の中の変わるスピードから置いていかれそうになっている・・・という状況かと思います。

蕎麦業界は変わらないことを「美徳」とする文化ではありますが、『変わらないといけない』部分はやっぱりいっぱいあって、その部分をアップデートしていきたいというのが、私が言っている【蕎麦2.0】という考え方です。

なんとなく理解できたでしょうか?


「変わっていく」世の中についていくためには、我々は新しいことを学び続けなければなりません。そして、迷った時は「変わらない」原理原則に戻る。
これが今も昔も「変わらないもの」なのかもしれません。

それでは今週もよろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?