見出し画像

不動産業界はマフィアの思想を優先している!?

コンビニに行った際、何気なく本を見ていたら
気になるタイトルの本がありました。

その題名は
「最強マフィアの仕事術」
でした。

もちろん私はマフィアでも反社会的勢力でもありませんが
どんな内容かなあと気になり購入しました。

著者の方はすでにマフィアを引退していますが
現役の時は最年少マフィア幹部として注目されていたようです。

80年代半ばに逮捕され懲役10年。
現在は講演活動、企業経営者として活動しています。

本の中では
・マキャベリ流成果主義orソロモン流誠実さ
が対比されています。
※マキャベリは君主論という本の著者でソロモンはイスラエル統一王国3代目の王様です。

マキャベリ流の成果主義では
「どんな手段であろうと結果を出すことが全て」で
一方のソロモン流は
「本当の成功のためには誠実で高潔で勤勉であらねばならない」
というのが根本の考え方です。

マキャベリの教えはまさに私たちがイメージするマフィアです。
結果を出すためであれば犯罪を犯すことも仕方がないという思想です。

マフィアの思想!危険な不動産業者

一般社会で犯罪を犯してまで仕事をしている人は
ほとんどいないと思います。

しかし営業会社では少なからず「結果が全て」という風習はあります。
特に不動産業界なんてリピートが少ない業界です。
継続的なお付き合いがないからこそ
どんな物件でも売れればOKという考えが少なからずあります。

なので「目の前のお客さんにどう売るか?」に
フォーカスされることがほとんどです。

お客さんのためにならなくても「売ることが正義」なんです。
まぁ私はこういった考えが嫌で独立したわけですが・・。

私自身、自分の会社をやっているわけですから
毎月、色々なお金が必要です。
なのでお金を稼ぐ大事さは身に染みてわかっています。

しかし「どんな方法でも売れればOK」という考え方には反対です。
綺麗事かもしれませんが世の中にはお金を稼ぐ以上に大切なことがあると思います。

常に誠実であれ!

私が不動産の仕事をする上で大事にしていることは
「本当にお客さんのためになるかどうか」
です。

仕事をしている上で「誠実で居続ける」ことは時に難しいこともあります。

お客さんの条件にピッタリの物件が見つかっても
完全に予算オーバーだったりすることもあります。

普通の営業マンなら何も考えずに契約するかもしれません。
しかし私にはそれができません。

家を買うというのは数年後、数十年後の生活まで考える必要があります。
今は大丈夫でも5年後には大丈夫じゃなくなるかもしれません。
そういったリスクをしっかりと考えるとおススメができないこともあります。

偉そうに言っていますが私も不動産業界に入ったばかりの時は
「将来的なことはお客さんの責任」という意識だったし
とりあえず売れれば問題無し!という考えでした。

しかし長いこと仕事をしているとそうではないということを
考えるようになりました。
そうしたら営業自体が辛いものになりました。

そして営業に大事なものはなんだろう?と自問自答した結果、「誠実さ」がとても大事だと思いました。

だから自分で会社を作り誰にも文句を言われないスタイルで仕事をしようと。
それで結果が出なくても仕方がないと。


この本では仕事の仕方なども書いてあります。
ページ数も多くないし1時間程度で読み終えれます。
気になる方はコンビニや本屋さんで探してみてください。
買うのは嫌だ!という方は貸出するのでご連絡ください。

Aplace株式会社

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?