私のキーマップのレイヤー構成
Keyball44での私のキーマップの概要としてレイヤーの構成を紹介します。
特徴としては、Ctrl、Alt、Shiftのキーを修飾キーとしてキー送信せずにレイヤー移行するのみとしていることです。Ctrl、Alt、Shiftのキーコードを単体で送信することはしません。Ctrl、Alt、Shiftを使うようなショートカットキーは組み合わせそれぞれをいずれかのキーマップに入れています。
キーマップの概要は先日の記事にも書きました。
先日の記事を書いたときからすでに少し変わっているところもありますが、現時点では以下のような感じです。
Ctrl
左手小指
Ctrlっぽいなにかなショートカットキーが集まっている
Ctrlキーを送信することはせずレイヤー移行する
カーソル移動、Enter、BSなどの特殊キーが入っている
主にEmacsキーバインディングに従っている
単打でOSLのような動きもしていたが、いまはやめて、単打にはなにも役割がない
Shift
左手小指
英字や記号などを対象として普通のキーボードのShiftと似ているが、一部違うところもある
Shiftキーを送信することはせずレイヤー移行する
単打でOSLのような動きをする
Alt
左手親指
Altっぽいなにか。といっても本当にAltの役割をするのはAlt+Tabのみ
Altキーを送信することはせずレイヤー移行する
レイヤーには左手の一部がEmacsキーバインディングに従い、そのほかは数字や記号が入っている
単打でスペースになる
レイヤー移行は他のキーと同時押しが条件だが、同時押しでも相手や状況によってはレイヤー移行せずにスペースになる
押しながらトラックボールを転がすとスクロール動作
Symbol / 右Shift
右手親指
同時押し対象が右手の場合は数字や記号を入力するためのレイヤーになる
同時押し対象が左手の場合はShiftと似た動作で英字大文字になる
単打でOSLのような動きになる
2連続単打で数字や記号にならずに左右とも英字を大文字にし、しかも1単語の入力が終わるまで効果が継続する(嫌われがちなCAPS LOCKみたいなものだけど嫌われる理由は場所の問題)
3連続単打で1単語に限らずスペースを挟んでも大文字効果が継続する
Ctrl+J
Ctrlを押しながらJを押すと、さらにその次のキーに応じて特別な動作になる
次のキーに役割がなにもなければCtrl+Jは押されなかったことにして普通の文字入力になる
Ctrlレイヤーに入りきらなかった特殊キーがCtrl+Jレイヤーにある
EmacsキーバインドのCtrl+Xに相当し、保存(普通のキーボードでいうCtrl+S)、元に戻す(Ctrl+Z)などがある
ブラウザモード
Xを押しながら右手のなんかを押すとブラウザモードのレイヤーになる
または、Mとセミコロンを同時押しするとこのレイヤーになる。この場合は左手のいずれかのキーを押すとレイヤー解除
ブラウザ向けのショートカットをトラックボールのある右手に集め、右手だけでブラウジングできるようになっている
リンク
そのほか
ほかにも同時押しで特別な動作になるものがいろいろあるが、ばらついていてまだレイヤーといえるほどではない
AltとShiftの両方を押しながらなにかを押すというような、3つ同時押しの操作は設定していません。
ブラウザモードは、キーボードの右半分が大きなトラックボールマウスかのようにして、右手だけでブラウジングできるようにしたものです。Mとセミコロンで移行できるので、右手しかキーボードに乗っていなくてもすぐに使うことができます。ブラウザモードについてはも先日記事に書きました。ただし細かいところはすでに変わっているところもあります。
いま日本語入力のキーマップを大幅に変更中です。変更が大きすぎて、従来のスピード感に復活するまでに時間がかかりそうなので、従来の入力方法と共存させて、仕事中は慣れたほうで入力できるようにしています。これが落ち着いたら日本語入力も独立したレイヤーと呼ぶべきものになるかもです。
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