見出し画像

体外受精で結果が出なかった時の考え方

1回目の体外受精、結果は、実らず…

そんな気はしていたのですが、やはり血液検査の結果が出るまでは少しだけ希望を持っていたので、いざ結果を聞くと流石に気落ちしました。数値が全く上がっていないので、おそらく着床すらしていないだろうとのこと。内膜の環境は問題ないから、卵の質の問題のよう。

42歳という年齢と残りの保険適用回数も考慮して、2回目の移植は残りの胚盤胞2個を同時に戻すことになりそうです。先生はくじ引きとおっしゃっていましたが、本当にそう。

そんな事も決めて、クリニックを出て、そのまま仕事に行く気にもなれずに、スタバに立ち寄りカフェインをキメました。結果がでるまでカフェインレスで我慢してたので、盛大にカフェインを摂取しつつ、ネット見たり本読んだりして、イヤイヤする気持ちを宥めました。

頭では、粛々とことを進めるしかないことは分かっているのです。でも、心は波打ち、毛羽立ち、なかなか凪いではくれません。

何一つ期待せずに取り組んだらいいとも思います。お腹にいるかも?なんて思わず、妊娠12週を超えるまでは存在しないものとして淡々と生活したらいいって。でもふと、それはとても寂しいんじゃないかなと気づきました。一時でも、私から生み出された何かがお腹の中に居たのです。それを期待したり、育てなかったことを悲しんだりしないのは、何かを逃していることにならないかと。

次の移植も、もしかしたらその次もダメかもしれません。むしろその可能性の方が高いのです。でも、いっときでも私と一緒にいてくれるその可能性を、無いものとして取り扱うのはやめようと、今日ふと思いました。

今1人で夜にこれを書いていて、やっと涙を流すことができました。卵ちゃん、がんばった。ほんの一瞬でも一緒にいられて幸せだった!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?