見出し画像

「やりたくない」と言える子は、進化したロボット

おはようございます!
株式会社学びの庭ひまわり代表&エデュケーション・ディレクター、鈴木敬です。

いつもお読みいただきありがとうございます。

「先生に"やりたくない"なんて、言えない空気でしたよね〜昔は」

「確かに、そんなこと言ったら張っ倒されましたよね〜昔は」

と、今、A先生と会話していました。

あ、僕は先生方に作曲やピアノをお教えしているんですね。その中での会話です。


「でも、変わっちゃったんですよね〜ここ2-3年で、生徒さんが"やりたくない"って言うようになりました。ただ、わがままとはちょっと違うみたいです。"こっちの方をやりたい"とハッキリ言う子もいます」

そうですね。僕が教えている教室でもここ2-3年で、そういう生徒さんが増えました。「〇〇しなさい」と言っても「イヤです」って言う子です。

そこで3年ちょっと前から「アクティブラーニング」のような自学自習を基本にしたやり方に変えていったんですね。


これは、「子供が進化した」証拠!

自分の意思を持った」証拠なんです。ですから拍手です!(パチパチパチ)

ほら、ロボットってあるでしょう?昔は人間の言った通りにしかできなかったロボットが、だんだん自分で意思を持つようになる。

子供の進化って、あれにビックリするくらいソックリ!


面白いもので「スパルタ」ほど、実は「過保護」です。

大人が先回りして全部考え、その通りにさせる。できなければ、できるまで何度でもやらせる、それがスパルタ教育。

でもこれって実は、子供は何にも考えなくていいから、ラクなんですよ。

つまり、考えないでその通りにするロボットになっちゃえばいいんだから。

そして「命令に忠実なロボットほど高性能。偉いわね」と褒められました。「高偏差値」「高学歴」というハイスペックなロボットをつくるのが、大人の夢でした。


でも「これ、やりたくない!」と言える子は、そんなロボットが意思を持った姿です。

「人間はああ言ってるけど、僕は、そうしたくない!」と意思を持った

「進化形」

です。つまり「ターミネーター」ですね(笑)


ターミネーターには

「じゃ、自分で考えてごらん。何がしたいの?」

そう、聞いてみるのがベストです。


ロボットが進化した姿を、現代の子供に当てはめれば、結構、

「腑に落ちる」

ところがあるんじゃないかな?

僕はそう思います(^^)

ロボット人間


オンライン音楽教室を運営する会社を経営しています。他に、ピアノの先生の学校学長、作曲家・ピアニスト、オーケストラ指揮者。最近、スポーツジムにハマってます!http://himawari.ishikawa.jp