ピアノで「パプる」子どもたち♪


いつもお読みいただきありがとうございます。


明日で夏休みが終わり、という子どもたちが多いようですね。

ところでこの夏休み、全国のピアノ教室で、一番弾かれた曲って、一体なんでしょう?

・・・といっても、調べたわけではありません(笑)


ただ、僕の経営する教室に限って言えば、断然、

「パプリカ」

なんです。



いや〜、これには、参りましたよ。

「次、何弾きたい?」

「パプリカ!」

こんなやり取りが、毎日続くんですから。


当然、レッスンでは否応なく、パプリカを聴かされることになります。

すると、あの、

「パプリ〜カ〜なんちゃらかんちゃら〜♪」

っていうメロディーが、頭の中でぐるぐる、無限ループのように繰り返し再生されるのです。

こういう無限ループには、いったん始まると1日中続くという、特徴があります。


たまんないですよ。これ(泣)


ちなみに・・・今も、頭の中で鳴っていたので、アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノヴァで無理やり、かき消しています。


「パプリカ」VS「イパネマの娘」、いったい、どっちが勝つんでしょうか?!


しかもですよ。

「あの、私も、パプリたいんです!」

こんな風に、

「パプる」

っていう造語が、生徒さんの間に生まれました。


さらには、家でパプリカを練習する、

「パプ練」

を動画に収録し、それが毎日送られてくるんです。


これも、たまんないです(笑)


ただ、パプリカって、結構、難しいですよ。小さい子どもには、ちょっとハードル高め。

なので、生徒さんのレベルにピッタリ合わせたアレンジ楽譜を、作って渡しています。

「オーダーメイド楽譜」ってところです。



このアレンジのおかげで、パプる子どもが、一気に増えました。


ちなみに、この夏、教室の生徒さんに人気だったポピュラー曲ベスト3は、

①パプリカ ②Lemon   ③U.S.A

うーん、米津玄師さん、強し!


クラシック曲(初級編)人気ベスト3は、

①アラベスク(ブルグミュラー) ②メヌエットト長調(J・Sバッハ) ③喜びの歌(ベートーヴェン)

こちらは、毎年、あんまり変わりませんね。さすが、クラシックは温故知新です。


さて、秋の訪れとともに「パプ熱」、少しは冷めるんでしょうか?!(笑)


★連弾バージョンの「パプリカ」(8/28「連弾コンサート」より)↓



オンライン音楽教室を運営する会社を経営しています。他に、ピアノの先生の学校学長、作曲家・ピアニスト、オーケストラ指揮者。最近、スポーツジムにハマってます!http://himawari.ishikawa.jp