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行事での学び〜その2〜 K②

 10月の投稿も行事についてである。
 1年に渡り、小学校ではたくさんの行事がある。その行事でどのような力をつけるのかを4月当初に学年で話し合っておくことが大切だったのだと最近になって思うようになった。

 3週間前、運動会が終わった。6年生の子どもたちにとって「やり切った」と言える 運動会になったのではないかと思う。そう思う根拠に「実行委員制度」というものがある。これは、1年の間にある行事に、1人1回「実行委員」として学年の中心となって行事を進めていくというものだ。どの行事の実行委員をするかは希望生なので自分で選ぶこととなる。もちろん、消去法で選ぶ子どもたちもいるが、大体は自分が頑張りたい行事を選ぶ。自分が頑張りたい行事だからものすごい力を発揮する。今回の運動会では、表現運動を行うので「ソーラン節」と「創作ダンス」を行なった。ソーラン節の実行委員は、学年のみんなより早く振り付けを覚え、授業の時はアドバイスをしたり、苦戦している友達に個人レッスンを行なったり、隊形を考えたりした。創作ダンスの実行委員は、参考となるダンンスの動画を見つけ練習し、授業の時はアドバイスをして回った。また、オリジナルの振り付けを考えたり、個人レッスンを行なったりしていた。

 4月に「行事で子どもたちの自主性を育てたい」という主任の言葉から始まった「実行委員制度」。私はこの制度は「アリ」だと思っている。きっと、次に6年生をもったときは、この制度を行うのではないかと思う。子どもたちが生き生きと行事に参加し成長する姿が見られたいい学校行事になったなと思う。

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