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自分の行動次第で正解にできることもある。

自分が生徒だった時、学校の勉強で出題された問題は答えが決まっているものでした。

問題が出されて、答えがあって、答えにいくまでの過程をサポートしてくれる先生がいて、教科書があって、そのやり方を反復するためのワーク等もありました。一人でも学習を進めることができる参考書も存在していました。
(それでも答えに自力でたどり着けないものがいっぱいありました。)

社会に出たり、大人になるとこれといった正解はないことが多く、正解に導いてくれる先生もほとんどいません。いるとしたらお金を払って答えに近いであろうところを一緒に探してくれる人ですかね。
こうすれば必ず答えに行き着くといった教科書もありません。できることは現段階で正解に近いとされる行動をいろんな根拠を持ってきて自分で選ぶこと。

社会に出ると「生徒」や「学生」からいきなり「社会人」扱いとなり戸惑うことも多いと思います。

一見すると大人の方が大変そうだなと思います。(学生は学生で大変さもありますが。)

大人のいいところの一つは、絶対的な正解がないところを奔走する代わりに、自分が選んだ選択が「正解」だと思えるように行動することができるところ。

生徒の時は絶対的な答えが決まっていたので、選んでしまった自分の選択を正解に近づけていくことはできませんでした。

大人になるとその時点で正解に近いのか、不正解に近いのかわからない状況での判断だったとしても、その後の自分の行動次第で、その選択を正解に近づけることができることもある。ここが厳しくも「大人も悪くないな」と思えるところの一つです。

(もちろん間違った道を選んでいることが明確なのに強がって、「こっちで良かったんだ」というのは違うのですが・・・)

「あの時、あの道を選んでよかったな」と思えるのも、自分の行動次第で、

「あの時、あっちの道を選んでいれば・・・」と思うのも自分の行動次第。

未来の自分は、今の自分がしている判断についてどのように感じるのか、楽しみでもあり、不安でもあります。

今できることをコツコツと前向きに積み重ねていくことしか自分にはできなさそうですが、覚書きとして残しておきたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。






サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。