私は顎口腔機能学会に所属しています。顎の動きが、歯の形でどう変わって、それが人の健康にどう影響してくるのかということを研究している学会です。先日大阪で総会があり、出席して来ました。 面白い研究発表がありました。 題名は「肥満と咀嚼関連パラメータの関係性」 難しいですが、早食いする人は太りやすいという説をいろいろな角度から研究しようということです。 早食いする人は、遅い人に比べて噛む回数が少ないのではという推測でしたが、思ったより差が少ない印象です。 では何が違うのか?
噛むことが脳の血流を増やすのをご存じですか? 足は第二の心臓。歩くことで、ふくらはぎの筋肉が、静脈の血管をポンプのように締めたり弛めたりします。 静脈弁のおかげで血液は逆流しません。そのため、心臓の負担無しに全身の血流アップができます。すごいですね。 顎の筋肉も同じ仕組みです。しっかり噛めば脳に行く血液量が増えることが、報告されています。 もちろん入れ歯でもオッケー。認知症予防に役立てましょう。
雛こけしです。
早いものでもう節分。今年は大変な幕開けでしたね。能登は大丈夫でしょうか。邪気を祓いたいものです。
年末年始は穏やかに過ごし、家と医院を往復してゴロゴロしていました。そうすると、以前作った照明のもの足りないところを感じてリニューアル。 待合室に行燈風の照明を作ったのですが、肝心の色ガラスの色がキレイにでず、丈を短くして診療台の横に。どうでしょう。 もう一つはガラスを使った壁付けの照明器具。明るすぎるライトを暗いものに換えました。 雰囲気が出たかな。フルーツポンチ風?色付き寒天? あと待合室の照明も変えてます。内部の電球を、ハンズの閉店セールで買ったクラシカルライトに。
明けましておめでとう御座います。 本年も宜しくお願いします。
12月28日の午後から1月4日までは休診です
鈴木歯科はビルの二階にあります。エレベーターがないので、お年寄りにも歩いて上がってもらうことになります。 手すりは付いているのですが、最初と最後の三段には掴まるところがありませんでした。 たかが三段、壁に手を添えればなんとかなるだろうと軽はずみに判断していたら、それは間違いでした。 高齢の方が最初の三段で転倒してしまったのです。 直ぐ病院に行って頂いたのですが、幸い大事には至りませんでした。 ここで初めて思い起こすというのが、情け無いことなのですが。 以前アキレス腱
「光陰矢の如し」,Time flies 。 歳を重ねると一年はあっと言う間に過ぎて行きます。 新しい体験が無いということが原因なのでしょうか? 例えば中3の時なら、中1のころはこんなだったなと思い出すのは容易です。 そうすると、節目を自分でどう作るかは大事ですよね。 俳句はもちろんそうなのですが、季節を感じるために行事も大切にしようと思い始めました。 ハロウィンには年齢もあり乗り遅れました。 さあクリスマスです。 夙川にあるこのお店は、おしゃれ過ぎて入るのが躊躇われ
暑い時期、季節感が無く句を詠む気にならなかったのですが、涼しくなると一気に浮かんできます。 句を思いつく何かは少しずつ貯まるものなのでしょうか。 サッカーの得点は、入る時にはトマトケチャップのように溢れると言いますが、そういうことかな。 山の背の遠くに浮かぶ雲二つ トンネルを抜ければ秋の平野かな 季節過ぎ目の前見れば高い空 新涼といえども既に月の果て 母見舞う大和路の秋まだ暑し 風流な音を聞きたし秋の夜 主人なき空き家をぽつんと照らす月 秋霞緑の色も芒洋と
刀の博物館に行きたくて、大阪の平野に行きました。 見学時間まで空いた時間があり、何処を廻ろうかと考え、マップを見て目に付いた大念仏寺に行って来ました。 融通念佛宗のお寺。平安時代から続く宗派だそうです。大和郡山にある実家の隣のお寺がこの宗派であることを最近知り、どんな宗派だろうと興味がありました。 以前八尾を散策した時、融通念仏宗のお寺があり、礼拝?法要?のお知らせが貼ってあるのを見て、ああ、生きている宗教なんだと感心した覚えがあります。 それ以後、実家の近くでも、念
昼休みに、ぼーと外を見ながら読んでます。 ラッセルの「幸福論」です。 あまり気が乗らずに読みかけたのですが、冒頭だけで感心しました。 1番幸福を逃すことは、こういうことだそうです。 幼い頃、母親(父親はどうなのでしょう?)からさまざまな道徳的な教訓を植え付けられる。 親の愛を得るために、それを受け入れ影響を受ける。大人になって、今度は女性の愛を求める。当然ながら母親と違う価値観に幻滅し、女性に対し残酷となる。後はこの繰り返し。 何か思い当たる節がある気がします。私の母は軽い
失礼なタイトル。でも街中にはない発見もあって好き。 写真のおうち。門構え、塀、植栽、どれを取っても堂々たるもの。その上この看板。琴の音が聞こえてくれば、素晴らしいのに。 車がビュンビュン通るのを横目にトボトボ歩く辛さを忘れました。 もう一つはこのお家。 相当な旧家。なるほど夜はバーに。 公共交通機関が少なく、途中に立ち寄る店も無し。でもこういう発見があるから好き。
連休、徳島では卒後40周年の同窓会がありました。私は突発性難聴以降、大人数の会食が苦手になり欠席。しかし刻々とアップされる写真を楽しみました。
noteにも書いている方は多いですね。真面目に健診に通っているのに、どうして虫歯が減らないのでしょう? そういう方を拝見してみると、口の中に銀歯やレジンの詰め物が多い気がします。 そしてその周りに汚れが溜まっていることもあります。 もしかすると、生理的な口の動きをそういうものが邪魔をしているのではと考えられます。そういうチェックも大事ですね。
その分野では非常に知られているのに、一般の人にとっては聞いたことがないと言う人がいますよね。 私にとってはそれは長岡鉄男さんです。 70年代から90年代にかけてのオーディオブームの中、マニアで氏を知らない人はいなかったと思います。 当時、レコードプレーヤーとアンプ、スピーカーをどう組み合わせるかと言う議論は百家争鳴でした。 その中での氏の持論、「大きくて重いほど音が良い。」 シンプルな考えですよね。この頃の評論家の方たちは、海外製品を国産製品の上に置く人達が主流でし